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【勉強の本質】小学生の成績を本当の意味でアップさせるポイント
小学生には「勉強の本質」を理解して伝えていくことが大切です。そこで勉強の本質について私の実体験から詳しい内容を伝えします。
私がお伝えできること
- 1 小学生の「勉強の本質」について
- 2 小学生の勉強でやる気出ないときの対処法
- 3 小学生の正しい勉強法
- 4 小学生の勉強には音楽も効果的
- 5 小学生が勉強に集中できる方法
- 6 小学生の勉強で暗記について
- 7 小学生の勉強は朝がおすすめな理由
- 8 小学生の勉強で”アウトプット”を理解する
- 9 小学生の勉強が頭に入らない理由
- 10 小学生が勉強を飽きるのは大きなマイナス
- 11 小学生に勉強の息抜きは重要
- 12 小学生の勉強は運動のアドレナリンと同じ
- 13 小学生の勉強で正しい教え方
- 14 小学生の勉強におすすめの場所
- 15 小学生の勉強に計画表を用いることの大切さ
- 16 小学生の勉強を効率化するには
- 17 小学生が勉強に集中するためのポイント
- 18 小学生の勉強と睡眠時間
- 19 小学生の勉強をカフェなどで習慣化させない
- 20 小学生が勉強でスランプになったときがチャンス
- 21 小学生の勉強には成長曲線がある
- 22 小学生の勉強は相談できる相手が必要
- 23 小学生は勉強にタブレット学習を用いるのもおすすめ
- 24 小学生の勉強嫌いはなぜ起こる?
小学生の「勉強の本質」について
「勉強」というと、どうしても「ちょっと嫌だなあ…」「面倒臭くさいなあ…」というイメージが浮かんできます。
一度苦手意識が芽生えてしまうと、中学校、高校に進んでから考えを変えるのは難しいです。なので、小学生の間に子供に「勉強って楽しい!」と思ってもらうことが大切。
学校の宿題はどうしてもドリルや漢字の練習などが多く、勉強机に向かってひたすら「作業」することになってしまうもの。しかしそればかりだと、どうして勉強をするのか?という本質を忘れてしまいがちです。
防ぐためには「普段の生活」「子供が興味を持っていること」から学習を始めることが大切。
普段の生活で簡単にできるのは”買い物をしながら子供に足し算や引き算の計算をさせる””おやつを分ける時に掛け算や割り算の計算をさせる”など。低学年のうちは、ごっこ遊びをしながら簡単な数字を使ってみるのもおすすめ。
「これちょっと数えてみて!」と声をかけると子供は自然と計算をし始めるので、もし難しそうにしていたら考え方を説明したり図を描いてあげてもOK。こうやって身に付いた考えは学校で習うことに応用できます。
その理由は、計算式を見た時にそれが”どういう意味か?”をパッとイメージできるようになっているから。
また子供の好きな物事から勉強を始めるのもポイント。
興味のあるものに対して子供はとても積極的なので、それを逃して
しまってはもったいない。
一番いいのは「図鑑」で、昆虫・海の生き物・植物など…本屋には様々な図鑑が売られているもの。図書館で借りてくるのおすすめで、出版社によって内容が違うので比べてみるのも面白いです。
例えば恐竜の好きな子供の場合。
- まず図鑑を眺めている内に恐竜の名前を覚える。
- 自然とカタカナを覚える。
- 名前が読めるようになると次にそれぞれの恐竜についての説明を読み始める。
という流れは至って自然。
初めは「これ何て読むの?」「これどういう意味なの?」と質問が飛んでくると思います。そこで適当に流してしまわずに一緒に見てあげてください。そのうち子供はもっと深く考えるようになり、質問の内容がだんだんと難しくなってきます。
そこで「恐竜の前の時代は何がいたの?」「地球はいつできたの?」など、他の分野にも興味を持ち出します。親にもわからないことを聞かれたら、それはむしろチャンスです。
一緒に調べてみよう!と声をかけて他の本を探したり、インターネットで調べてみたりしてください。そうやっていくうちに、自分で調べることや学習することの楽しさを覚えていくはずです。
そのような習慣はずっと残り、それが学校の勉強や成績アップに繋がっていきます。
勉強の本質とはこういうことなのか、と私は感じます。
小学生の勉強でやる気出ないときの対処法
小学生の子供にただ単に勉強をしなさいと言い続けることはあまり効果が期待できません。
勉強をしなさいと言うことである程度はしますが、自主的に勉強をしていないためその成長はどこかで頭打ちが来てしまうものです。
ましてややる気出ないときの対処法として、単に勉強をしろと言ってその言葉に子供が従ったとしてもその勉強は形骸的なものでしかないもの。
小学生の子供に勉強をするようにさせるためにはその勉強がどのような意味を持つのか、についてより明確に教えてあげることがやる気出ないときの対処法です。
例えば、小学生が就きたい職業として最近ではYouTuberなど。
YouTuberの職業としても基礎的な学力は必要。動画の中で正しい日本語で視聴者に伝える国語力、動画の内容を面白いものに仕立て上げるには理科や社会科で学ぶ知識なども大いに役立つものです。
一方で官僚などになるためには国家公務員試験に合格するための「準備」として、小学生のうちからの勉強は欠かせないものといったように具体的に勉強をすることの先にある事を教える必要があります。
「小学生とはなぜ勉強をしなければいけないのか?」その理由には絶えず疑問に思っているもの。
ただ単に勉強をしなさいと言うのではなく、勉強をすることで自分の将来
どのように役に立つのか?について具体的に示すことで子供は自ら進んで
勉強をすることが期待できます。
結果、そのような具体的な例を示す教育こそが成績アップに繋がるものです。
小学生の正しい勉強法
小学生の正しい勉強法は一言でいえば「インプット➝定着➝アウトプット」。この順番通りに正しく行われていればより成績アップにつながる勉強法ということがいえます。
しかしこの小学生に正しい勉強法というのはなかなか守られていない家庭も多く、その一例というのが「問題集ばかりを与える」という光景です。
問題集を例にとって見てみると、その特性というのは何だと思われますか?
テストで点がとれていない部分は「つまずき」で、つまり基礎を理解できていないため。
そんな基礎の理解が必要なところで問題集をいくら与えてみてもインプットができず、挙句の果てには解けないため「問題を飛ばす」ことしかできない状況に陥ります。
したがっていくら問題集を与えてみたところで一向に成績アップにはつながらず、まして成績アップとは真逆の効果に陥ってしまう恐れがあるため注意が必要。
インプット(授業)➝定着(問題集)➝アウトプット(テスト)
これが勉強の本質になり正しい方法ですので、まずはしっかりと理解して間違った勉強法を親のほうが与えないよう注意することが大事です。
したがって子供が成績が上がらない、という原因が親にあることも多くあります。
小学生の勉強には音楽も効果的
小学生の勉強には音楽も効果的で、特に静かなクラシックなどは勉強に
集中することができて効率アップにつながるというデータも出ているほど。
音楽のリラックス効果によって、心地よく勉強に取り組める場合もあります。この方法は医療現場でも実践されています。例えば、国内外問わず多くの手術現場では、執刀する教授や助手の看護師がリラックスしてオペに臨めるよう音楽が流されています。
出展:ベネッセ情報教育サイト
しかし最近流行りの音楽しか興味を持たず、とてもクラシックなんか聞かないよ!という家庭もあると思いますので、何気にリビングなどでクラシック音楽を流して子供に慣れさせてみるというのもよい手段です。
そしてその環境で勉強に取り組むことによって少しずつ音楽に慣れてきて自然な状況となり、結果的にクラシック音楽があると勉強に集中できるといった良い方向へ進むことにも。
思った以上に心が落ち着く音楽は勉強に良い効果をもたらすものですので、ぜひ家庭でも摂り入れて欲しいと思います。
小学生が勉強に集中できる方法
小学生が勉強に集中するために必要なのは「いつもの場所」です。
環境が変わらず同じ場所で勉強を行うことによって、視覚や聴覚に入ってくる情報の違いによって気が散ることが少なくなるもの。意外と場所が変わると気が散ってしまう原因となりますので同じ場所のほうが小学生の勉強には好ましいです。
とくに小学生は好奇心旺盛で興味を持つとその事柄に集中する傾向になるため、ふだんと違う光景や音などの情報が入ってくることにはとても敏感に反応します。たぶん毎日の生活でも「環境が違うとキョロキョロする」という姿をご覧になっているはず。
それが勉強をするときにも同じことが起こりますので、なるべく同じ場所で環境を変えず勉強に取り組ませることが大切です。
また「勉強をすることで自分が得をする」ということを学習させるのも、勉強をする環境を整えることができます。
よく言う”飴とムチ”で勉強ばかりを強制させても勉強に集中することはできず、それどころか何時か反発をするように。ですが勉強をすることでご褒美がもらえるとなると俄然と集中します。
この時、目標を持たせてから勉強させることが重要。目標を持たせご褒美の量を決めるなどして「勉強をすると良いことがある」と学習させるのもイチガイに良くないとは言い切れません。
小学生の勉強で暗記について
小学生が何かを暗記する時、手には何も持たないように指導すること。暗記をするときにはひたすら音読することが大事で、文字を書きながらの暗記はすべきではありません。
小学生が鉛筆を持っているときは、ほぼ何も聞いていないと考えた方がおすすめ。小学生にとって鉛筆は遊び道具でしかありません。
学校の先生曰く、たとえ高学年の子どもでさえメモを取ったり読み仮名をふったりするのに文字を書かせると非常に時間がかかるとのこと。時間がかかった挙句ちょっとしたキャラクターを描いてみたり、先生の顔を描いてみたりすることが非常に多いと。
テストの解答をする時など、間違えたところをメモしておくように指導しがちですが、メモを後から読み返すことはありません。それならば正解をなんども音読することです。耳と口と目でしっかりと正解を覚えるようにしましょう。
集中するということがまだはっきりとわかっていない小学生には、ひたすら音読をして勉強することで「集中できている自分」を体験させてあげることが大切。集中して音読することは、100回書いて覚えることより数倍効果が期待できます。
小学生の勉強は朝がおすすめな理由
小学生に勉強をさせる効果的な時間帯は、その日の復習以外に限っては夜よりも朝がおすすめ。なぜなら溜まった疲れが回復するのが朝だからということと、勉強時間を2つにわけることで集中力にもつながるため。
またその分だけ夜は早くに寝るので、朝起きた時は疲れも取れてより勉強に集中できます。朝から頭をしっかり動かしてその流れのまま授業に入っていくことができるため、勉強時間の半分を朝にもってくるのがベストと私は思います。
- 当日の復習以外を朝に勉強させる。
- 学校でその日のインプットをする。
- 夕方から夜にその日の復習をする。
この流れによって学校の勉強にもしっかり集中できて、家庭学習にも集中できるようになる。また自然な勉強の流れと疲労とのバランスにも優れているので、より効率の良い家庭学習につながると私は感じます。
勉強の本質を語る上で大切なポイントになるのでは。
小学生の勉強で”アウトプット”を理解する
小学生の正しい勉強法でもお話ししましたが、勉強にはインプット~アウトプットまでの順番を間違えないことが大事。
まずはしっかりと基礎を理解させるインプットをしてから問題集などで”数稽古”をすることによる定着を図る、そしてその知識をテストなどで試す作業がアウトプットというイメージになります。
問題集で知識をアウトプットしているだろうと思われるかもしれませんが、問題集を解いている段階では”定着のための作業”つまりインプット&アウトプットと考えておいた方が理解しやすくなります。
どんな角度から問題が出されても解ける力を養うというのが問題集などによる部分で、最終的なアウトプットはテストなどになります。
小学生の勉強が頭に入らない理由
小学生が勉強をしても頭に入らない事がよくありますが、その理由は「勉強をやる動機」子供の中でまだ確立してないため。そのせいで勉強をやる気そのものが希薄でやる気がないということに。
そのためにいくら勉強をやらせても全然頭に入らなくて親御さんもイライラする場面もあるかと思いますが、そんなときに大事なのはまず勉強を押し付けない事です。
勉強とどう向き合っていくのが良いか小学生のうちから分かってもらうように、まずは親の方が上手く誘導してあげるのが大事。そうしないとただ勉強をやらせるだけではその内容も頭に入らない結果となってしまいます。
勉強をしていて難しい問題によって理解が追い付かないという事はありますが、小学生の時に勉強が頭に入らない時の多くは「本人が勉強に集中できてない事」が理由となっている場合が多いもの。
したがって勉強に集中できるようにするためには、まず勉強との向き合い方を早めに教えていくのが重要な1つのポイントです。
小学生が勉強を飽きるのは大きなマイナス
小学生に効率的な勉強させるためには「飽きさせず楽しく勉強させる」ということを意識するのも重要です。
例えば小学校1年生であれば、毎日ひらがなのプリントを持ち帰ってきてひらがなの練習をするということも。しかしこれを”宿題”として勉強させてしまうと子供は嫌になります。
同じひらがなばかりを何度も繰り返し書かせる、つまり”飽きる=作業”という感覚になってしまうととてもマイナス。うちの子供も作業感覚で”縦棒ばかりを先に全部書いてしまう”といった経験があります。
とくに勉強に対するやる気を引き出すためには、子供が飽きるのは大きなマイナス。飽きさせないためには日常生活で勉強を取り入れていくことも大切です。
例えばひらがなやカタカナであれば生活していればあちらこちらで見かけますが、日常的にひらがなを読ませたりカタカナを読ませたりすることで宿題以外で勉強させるという工夫をすることができるものです。
例えば算数であっても”みかんが13個あり5つ食べたら残りは7個”などという計算は日常的にもしなければいけないし、とくに”お父さんが5日間出張に行って1日経ったから残りは4日”などという計算は子供でも関心を持つはず。教科書の上での計算問題は苦手であったとしても、日常生活における計算であれば子供はスムーズにやってのけるものです。
教科書や宿題を飽きさせないように勉強をさせることは重要ですが、そのためには毎日の生活で子供に関心を持たせていくことで勉強の効率を上がり、その結果成績アップにつながるということも大切です。
小学生に勉強の息抜きは重要
小学生は遊びたい真っ盛りの時期ですので、勉強ばかりでは息が詰まってしまいますし効率も下がるもの。そこでしっかりと息抜きの場を与えて勉強効率をアップさせるためには、親の配慮も重要なポイントになってくるものです。
勉強の息抜きには様々な方法がありますので子供が興味を示すもので息抜きができるよう考えてみることや、息抜きに必要な時間もしっかりと考慮した上で勉強効率アップにつなげるというのも親の役目で勉強の1つ。
息抜きにもきちんと時間を設けて取り組まないと小学生はそのままずっと集中してしまう傾向になるので、その辺りには十分に注意して取り組ませてみてください。
小学生の勉強は運動のアドレナリンと同じ
小学生が勉強をするときに目に見えませんが”アドレナリン”が出ている、といわれています。
この物質はいわゆる興奮状態を起こすものと言われていますが、運動をするときにはもちろん放出されて勉強の時にも同じような状況になるようです。私も医者ではないので詳細はいえませんがそのように聞いています。
さらに興奮状態によって集中できる状態になることで勉強にも身が入り、その結果として成績アップにもつながることが大いに期待できるものとして考えられているようです。
もし所属しているクラブチームの大会があれば、どこに気をつけて送り出しているか?を考えることが毎日の勉強にも通じる部分があるのかなと私は思います。
集中できるためにはどうするか?力を発揮できるためには?
などを考えて毎日の勉強を継続していくことは、とても効果的な勉強方法の1つになるはずです。
小学生の勉強で正しい教え方
小学生の勉強で正しい教え方というのは、わからない部分に手を差し伸べるということが大切。
しかし親のほうも仕事をしていたりするため時間にあまりゆとりがなく、どんどん勉強を先に進めようと思って答えから考えなさいと言う場面もあったりするのでは。答えから逆算して考えるというのも一理ある正しい方法にはなりますが、あくまでも方法であって教え方にはなっていないので注意が必要です。
正しい教え方というのは「子供の頭の中がいまどうなっているのか?」を考えることで見つかるもので、少しずつ理屈が繋がっていく姿を想像することによって正しい教え方につながるもの。
したがって正しい教え方を考えるのではなく、子供の頭の中を想像することが正しい教え方につながると思ってみてください。
小学生の勉強におすすめの場所
小学生の勉強におすすめの場所は、いつも同じ環境であるということ。
環境が変わることで気が散って集中力が散漫になることや、とくに小学生は好奇心が旺盛なので目新しいものに興味を示してしまうためです。それを勉強のほうに向けるためにも同じ環境がおすすめです。
もっとも小学生の気が散るのが「会話」で、話しのストーリーなどがあると他の音よりも集中力を欠いてしまうもの。頭の中で文章が組み立てられてしまうんですね。
したがって会話は勉強に最も向かず、不規則な音も向いていません。
小学生の勉強に計画表を用いることの大切さ
小学生が勉強をやる上で計画表が大事なのは、計画を立てて勉強をやることで集中につながるため。とくに小学生のうちは自分から積極的にやりたいとはなかなか思えないので、勉強のスケジュールによって学校の授業と同じくらいやらないといけないという実感が湧くものです。
中には勉強の計画表を作らせる事自体面倒がってやらないというお子さんもいるかと思いますが、そこは計画表を用いることの大切さを親御さんがしっかり自覚して作らせるのが大事です。
自分で学習計画を立てさせる事で”いつまでにどれだけ苦手な分野を克服できるか?”という自分の目標も立てる事ができるようになります。
計画通りに学習を進めることで自然と勉強の理解も進み学校のテストの結果も変わってくるはず。そうなるとお子さんもただ漠然と学習していた時とは明らかに勉強に向き合う時の姿勢が変わってきて相乗効果が期待できます。
そして計画表を立てる時にさらに自分から明確な目標を立てて、もっと効率の良い学習をするようになっていきます。毎日この時間はこの勉強をやるという習慣を身に着けるためには、計画表を用いるのが一番分かりやすくて習慣化しやすく成績アップにつながる効果的な方法です。
小学生の勉強を効率化するには
小学生の勉強を効率化するには、まず先ほどお話しした学習計画を立てること。それと集中力は長く持たないので長時間にならないよう区切りをつけること。ここでもお話ししたように区切りと言っても勉強の切れを考えて区切ることです。
この2つを踏まえて勉強をすることで肉体的・学習面において最大の効果を期待できるので、もっともベストな勉強の効率化を図ることができます。
しかし勉強の内部まで効率化を図るのは注意。
私の子供でも実際に起きた現象で「勉強=作業」になってしまうと成績アップどころかまったく頭に入ってこない勉強になるので、まとめて罫線を引くなどの作業以外に勉強の内部についてはいじり過ぎないのがコツです。
私の子供も漢字練習で送り仮名をまとめて書いてから漢字を書いたりと”作業”になった時期があったので、くれぐれもその辺りは親の方が注意をしてみるようにされてください。
小学生が勉強に集中するためのポイント
小学生が勉強で集中するためのポイントは、自分自身で勉強をやりたいと思える動機を上手く作ってやること。なぜなら小学生のうちは、自分が勉強をやる意味を見出せない事が多いから。周囲の大人が単に勉強をしろと言うだけでなく「勉強をしたい」と思えるような環境を作ってやるのが大事になります。
例えば学校の宿題を自分から積極的にやらず勉強に集中してくれないと感じているなら、宿題シールを内容に応じて平凡なものから豪華なシールに変えてポイントカードに貼っていくといった台紙を用意してやるだけでも一気に勉強に集中できる場合があります。
頑張ってみようというゲームをやっているような感覚で勉強ができるからです。
小学生の頃はそういうちょっとした遊び心があるかどうかが大事で、勉強をしろというだけよりはずっと勉強に集中してくれますので分かりやすい動機を大人が作ってあげるのが大事です。
小学生の勉強と睡眠時間
小学生が効率的に勉強をするためには、何時間机に向かったかどうかの勉強時間が重要なのではありません。あくまでも、決められた学習時間の中でどれだけ効率的に学ぶことができたかということが重要です。
そのためには短時間でも勉強に集中することが非常に大切なポイント。十分な睡眠時間をたっぷりととって体調をきちんと管理することが基本となります。
睡眠時間が足りないと体中に酸素が行き渡らなくなり、記憶に関しても大きなマイナスに。そうなると学習にダラダラと時間がかかってしまいいくら勉強をさせても逆効果になってしまうものです。
小学生に必要な睡眠時間は、平均的に9時間から11時間程度と。もちろんそのお子さんによっても必要睡眠時間は差がありますが、少なくとも1日に9時間程度の睡眠時間はしっかりと確保した上で学習の計画を立てていくことが大切です。
特に小学生の場合は一旦春休みや夏休みなど長期の休みになってしまうと、ついつい夜更かしをしてゲームに没頭してしまいがちになるもの。せっかくまとまった勉強ができる長期休暇にしっかり学習効果を上げることができなくなるのは本当にもったいないことです。
学習時間や睡眠時間などの管理は親御さんがしっかり管理してあげることをおすすめします。
小学生の勉強をカフェなどで習慣化させない
小学生の勉強をカフェなどで習慣化させないというのは以外に大きな問題で、最近はタブレット学習などが主流となってきていることもあって場所を選ばず勉強に取り組めます。
しかし便利だからどこでもいいというわけではなく、子供の頭を活発に働かせることが可能な場所を選ぶというのが成績アップの秘訣。
したがってカフェなどで勉強を習慣化させるのもいいですが、うるさすぎず子供が勉強に集中できる環境であるかどうか?について親がしっかりと配慮する必要があります。
また場所によって勉強内容を考えて、たとえば車の中でタブレット学習をするのであれば簡単に答えることのできる問題などに取り組ませるとより小学生に効果的な勉強となります。
小学生が勉強でスランプになったときがチャンス
小学生が勉強をしているとスランプに陥ってイライラしてしまうときもありますが、じつはそのスランプというのは子供にとって大きな壁を乗り越える最大のチャンスです。
ここで親としてやってしまいがちなのが甘やかしてしまうことで、子供のイライラを解放させようと思って甘い言葉をかけてしまうのは禁物。それよりもどうすれば今を乗り越えられるか?に集中してください。
このスランプを乗り越えることによって子供にも大きな”乗り越える力”が身について、それが結果的に成績となって返ってくるようになるものです。
小学生の勉強には成長曲線がある
小学生の勉強というのは成長曲線があって、いつも同じように上がっていくものではありません。
前の項目でお話ししたように”順調に上がっていってはスランプ”といったラインを辿りますので、成長曲線には止まる部分があると思っておけば間違いないと思います。
とくに小学5年生というのは成長曲線が止まりやすい時期で、それだけ一般的に難しい内容の分野を乗り越える必要のある時期だと思っておいてください。
6年生になるとそれがフッと楽になるため、一気に成長曲線を伸ばすのに都合の良い時期に移っていきます。
小学生の勉強は相談できる相手が必要
小学生の勉強というのは「相談のできる相手」が重要で、解くことのできない問題にぶつかったときに最も怖い”未解決”を防ぐため。これは怖いので注意が必要です。
解けない問題にぶつかるとどうにか解こうと思って頑張りますが、いよいよ相談相手もおらず解くことも出来ず未解決のままになってしまうと勉強をイヤになってしまいます。
これが勉強をキライになってしまう大きな理由です。
したがって相談のできる相手というのは小学生にとって「これから勉強を好きになれるかどうか」の大きな瀬戸際になるので、ここは親としてしっかりと抑えておく必要のある部分になります。
小学生は勉強にタブレット学習を用いるのもおすすめ
問題が未解決のままだと勉強をキライになってしまうとお話ししましたが、どうしても親の方が仕事の都合などで相手をしていられない場合もあります。
そこで私がおすすめするのが「タブレット学習」で、この通信教育はシステム上でも未解決を防ぐためのE-ラーニングシステムが使われていたり、またオンラインでサポートを受けるサービスなども充実しているのでおすすめです。
昔の通信教育といえば”紙教材”でしたが、今ではよりタブレット学習になって情報量も多ければ問題解決が本当にできる勉強方法として注目をされているもの。またこれからのICT教育でもタブレット学習が導入されることもあって、今のうちからそんな通信教育を始めておくのもよい手段です。
小学生の勉強嫌いはなぜ起こる?
小学生の勉強嫌いというのは、先ほどのように「問題を解決し切れない」ことによる先行きの見えない状況を作ることが大きな理由です。
いくら考えてみても問題を解くカギが見つからないことで勉強をする意味がわからなくなったり、どうせ解けない問題が出てくるから‥ということで勉強を嫌いになったりするものです。
結局のところ、勉強を嫌いになるかどうか?は紙一重。
子供が行き詰ったときに問題を解決できるか?また解決できないか?によって勉強嫌いになるかどうかが別れてくるため、そこで助け船を出せる環境を作ってあげるのが親の役目です。
チャンスにするかつまずきにするか。
子供を勉強嫌いにさせないためにも、最後の最後ではサポートのできる体制がとても重要です。