小学生の自宅学習ってどれがいいのか迷いますよね。
私も現在(2019年3月)の時点で小学5年生、こんどの春から6年生になる子供がいます。
そこで今回は何かの参考になればと思って、小学生の自宅学習にすすめたいウチが実践している2つの教材について詳しくお話ししていこうと思います。
ぜひ小学生の通信教育などを比較するときの参考にされてください。
小学生の自宅学習にすすめたい2つの教材
ウチが使っている2つの教材はこちらです。
通信教育すらら(ネット教材)
小学ポピー(紙教材)
この2つの教材について簡単にご紹介します。
小学生の自宅学習にすすめたい教材①通信教育すらら
まずウチが小学生の自宅学習にすすめたい教材として、1つ目が「通信教育すらら」です。
この教材はいわゆる”ネット教材”というもので、パソコン・タブレットなどを使って勉強をするタイプのもの。
とくにタブレットを使うと持ち運びもできて、どこでも勉強ができるので便利ですよ。
この通信教育すららという教材は”国語・英語・算数”の3教科のみ勉強できるもので、もしかすると理科と社会の勉強ができないと思われるかもしれません。
理科と社会についてはほぼ暗記科目なので、こういうネット教材よりも”紙教材”のほうが勉強しやすいということで2つ目にお伝えする教材で取り組ませています。
※2020年4月1日~小学3年以上は理科・社会にも対応しています。
ガッツリと深くボリュームのある国語・英語・算数は、やはりネット教材のほうがおすすめです。
とくにこの3教科は積み上げ学習なので、ネット教材の膨大な情報量でガッツリと取り組んだ方がおすすかと思います。
この通信教育すららを自宅学習に選んだ理由は、つぎのようなメリットがあったからです。
- 映像授業がとにかくわかりやすい。
- テスト機能が豊富でほぼ完璧な出来栄え。
- E-ラーニングシステムがかなり便利でつまずき解消がしっかりとできる。
このサイトでもいろいろな通信教育を探ってきましたが、その集大成としてこの教材になりました。
やはり全てにおいて小学生の自宅学習に便利な教材なので、これは本当に間違いのない選択になると思います。
このメリットについて少しご紹介します。
映像授業がとにかくわかりやすい。
まずこの教材でもっともポイントになるのが映像授業の質の高さで、一見するとキャラクターによるアニメーション授業なので内容が薄く感じると思います。
しかし実際にやってみると授業がとにかくわかりやすくて、とくに進み方に特徴があって”確実”を積み重ねていけるような勉強ができる映像授業になっています。
というのも一般的な授業であれば「一度に説明がある」というものですが、この教材の場合は「少しだけの説明➝確認問題」を繰り返していく授業の進み方になっているので、誰でも理解できてしまうという流れです。
気がついたらその単元が終わっていて、すべて理解できているといった”お手本”のような授業の進み方なのが気に入ってこの教材に決めたというわけです。つまりこれ以上分かりやすい授業はないということです。
この授業で理解できなければ、たぶんほかの教材でもムリだと思いますよ。
テスト機能が豊富でほぼ完璧な出来栄え。
さらにテスト機能が充実している教材で、普通なら1種類だけのテストです。
しかしこの教材の場合は”3種類”のテスト機能があって、毎日行う「10分間テスト」のようなものから「全国実力テスト」まで出来るといった本当の意味で役立つものになっています。
全国実力テストになると全国での順位など細かなデータが出るので、標準校から難関校までどんなレベルを狙うときでもしっかりと学力がチェックできる辺りはかなり便利です。
そしてこの教材のテスト機能は”自由に作成できる”というメリットもあります。
つまりテスト内容を自由に作成できることで、子供の苦手だけに特化したテストなども簡単に作ることができる。さらに考え方によっては過去問や中学受験模試といったものまで作ることができます。
こんな充実したテスト機能はこの教材くらいのものです。
E-ラーニングシステムがかなり便利でつまずき解消がしっかりとできる。
最後にもう一つ特記事項として、E-ラーニングシステムが優秀なこと。
最近のネット教材というものはE-ラーニングシステムというプラットフォームにのせて作られていますが、その使い方がとくにうまいのがこの教材の大きなメリットです。
E-ラーニングシステムでできることというのは”苦手の解消”で、勉強を重ねるほどシステムが学習をして苦手を明確に示してくれるというもの。これはどんな教材でもできることなんですね。
つまり間違えた問題が何度もドリルに出される、といった形で苦手を解消していくようになっています。それがこの教材になると一覧表で”苦手な分野”が表示されて、そこから選んで苦手解消ができるようになっている。
闇雲に苦手な問題が出されるのではなくて「どの分野が理解できていないか?」が明確に分かるのがこの教材の便利なところというわけです。
実際にやってみたらこの便利さが良く分かると思います。
私は子供の苦手解消にはこの教材がいちばん役立つと感じています。
このような理由から”通信教育すらら”をメインに自宅学習をさせています。
そもそも映像授業が搭載されていない教材もたくさんある中で、さらにわかりやすい授業ということで間違いなくダントツに優秀。そしてテスト機能もほかの教材とは一線を画す内容なのでかなり役立つ。
そんな教材がこの通信教育すららだと実感できています。
勉強の”本質”をしっかりと追及した教材を考えると、まずオススメだと思います。
詳しい体験レビュー
小学生の自宅学習にすすめたい教材②小学ポピー
小学生の自宅学習にすすめたい2つ目の教材が「小学ポピー」です。
もうひとつウチが取り組ませている教材が小学ポピーというものですが、これは先ほどとは違って”紙教材”の通信教育になります。
この教材を自宅学習に選んだ理由には、つぎのようなものがあります。
☑ 昔から定評のある教材で当時の京都大学総長が監修している。
☑ 紙教材の中でもボリュームが桁違いに多い。
☑ これだけピッタリと教科書準拠になった教材はない。
こんな理由からウチはこの小学ポピーを選びました。
実際に取り組んでみると本当に良い教材だと実感します。
この3つの実感できたメリットについて簡単に紹介します。
昔から定評のある教材で当時の京都大学総長が監修している。
まずこの教材は歴史が古くて、昭和40年代から販売されているいわゆる”老舗”です。
よくある”付録”というか”オマケ”のようなものではなく、教材そのものに力を入れているので”本質”の勉強ができる数少ない教材です。オマケがあるとそっちに目が行ってしまうので困りますよね。
さらにこの教材は勉強の流れがうまくできていて、単元の理解~定着までしっかりとできるような作りになっているのが大きな特徴です。
わからない単元があっても最後まで理解できる教材なのですが、それもきちんと理解できるようにしっかりとした説明が掲載されているからなんです。ここまで細かな説明が書かれている紙教材というのもなかなかありません。
ちゃんと基礎基本が理解できるようになっているのは、やはり京都大学総長が監修した教材だと私は実感しています。
紙教材の中でもボリュームが桁違いに多い。
まず送られてきた教材を出されると驚かれると思いますが、とにかくボリュームが桁違いに多いというのもこの小学ポピーの大きな特徴のひとつです。
この教材では国語・算数・英語・理科・社会が勉強できるのですが、一般的な教材であれば1教科1冊というスタイルが多いものです。しかしこの小学ポピーはそれ以外にも付属するものがいろいろと入っていて、これが実際に便利な使えるものになっているんですね。
たとえばこのように英語のリスニングCDが付いていたり。
ほかの教科もいろいろと便利なものが入っていて、小学生の自宅学習にはこのポピーがあればまったく本屋へ行くこともなくすべてが賄えると私は思います。
というかまったく本屋へ行かなくなりましたね、ウチでは。
それだけボリュームがしっかりとあって自宅学習に必要なものがそろっている教材で、言ってみれば”かゆい所にも手が届く”といった内容になっています。
実際にこのポピーで自宅学習をさせていますが、まず不足なものはないですね。
これだけボリューミーな紙教材というのも珍しいですよ。
これだけピッタリと教科書準拠になった教材はない。
最後にポピーのメリットとしてご紹介するのが、ピッタリな教科書準拠ということ。
通信教育というのは昔から教科書準拠といいながら”ズレ”があって勉強がしづらいものでしたが、いまでもその名残は残っているというのが実際のところです。
しかしこのポピーは本当に通っている学校とピッタリの教科書準拠で、ウチも”ここまでピッタリだと勉強させやすい”と実感できたほど。
こんなことも明記してあります。
つまり教科書準拠にかなり力を入れている教材で、もじ”ズレ”が生じた場合にはポピー側から進度を合わせてくれるといったサービスが設けられています。
私のその昔にポピー以外のこういった紙教材を与えられていましたが、学校の授業よりも先に進んでしまったりするので「勉強をする気にもならなかった‥」という経験があります。
それがこのポピーでは全く起こらない、というわけです。
しかし本当に子供の自宅学習を考えたら、これが普通の姿ですよね。
学校の授業よりも教材のほうが先に進んでしまったら、よほど先取り学習をしている家庭でもない限りは役立ちませんから。
そんな理由もあってウチではこのポピーも自宅学習に取り入れています。
詳しい体験レビュー
小学生の自宅学習に最適な教材とは?
というわけで、ウチが実際に取り組んでいる2つの教材についてご紹介しました。
私もいろいろと通信教育を探ってきましたが、小学生の自宅学習におすすめな教材は?と聞かれたらこの2つの組み合わせを紹介しています。
上っ面ではなく”本質”で助かる教材なので、実際に役立ちますからね。
私が考える”小学生の自宅学習に最適な教材”について、少しだけポリシーをお伝えしようと思います。
このポリシーにはつぎの3つがあります。
- 少しでも情報量の多い教材であること。
- 困ることがないよう本当の意味で助かる教材になっていること。
- その教材だけで基本から定着まで身につくこと。
この3つを実践することによって、自宅学習でしっかりと塾レベルの知識を身につけることが可能になります。
そうなんです、ムリに塾へ通わせなくても通信教育で十分なんです。
塾講師をしていた私がそう思うのですからたぶん間違いないですし、実際にウチでも通信教育だけで勉強をさせていますが十分いけますよ。
ウチではこの3つのポリシーに、さらにネットと紙の特性を活かすことを大事にしています。
とにかく数稽古が必要な教科(積み上げ学習)はネット教材の膨大な情報量、とくに暗記中心の理科と社会については落ち着いて勉強のできる紙教材など。
どれか1つの教材に絞るというよりも、スタイルの特性を活かすことでより充実した自宅学習になるものです。
また自宅学習というのは、その場で全ての問題が解決できる事が大切です。
塾のように講師が教えてくれるわけではないので、いかにその教材で問題解消までもっていけるか?をしっかりとチェックすることが重要なポイントです。
したがってキャッチコピーなどに踊らされず、勉強の”本質”を見抜くこと。
これが小学生の自宅学習に教材を選ぶときに、もっとも重要なポイントになるかと思います。
ぜひ先ほどお伝えした私のポリシーを参考になさってみてください。
小学生の自宅学習にすすめたいウチが実践している2つの教材まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際にウチが実践している2つの教材についてお伝えしてきました。
自宅学習に利用してみて、間違いなく小学生におすすめの教材だと実感しています。
もちろん教材と子供との”相性”もあるのでイチガイにはおすすめしませんが、もしお選びになるのであれば根拠がそろっているのでおすすめかと思います。
ぜひ参考になさってみてください。
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