こんにちは元塾講師TSUTOMUです。個別学習塾で塾講師として勤務していた経験から「中学受験を受ける小学生に必要なこと」をいくつかお話させていただきます。
本人の宣言による自覚
まずは、本人に「中学受験をする」という宣言をさせることです。
近年、将来の子供のことを考えて良い学校に入れたいという保護者の方が増えています。
実際に中学受験をするのは子供本人です。保護者がどんなにやる気があっても、本人がその気にならなければ中学受験は成功しないのです。
小学生というのは一番お友達と遊びたい年頃です。
そこで本人が自分の意志でやると決めなければ中学受験は難しいものになってしまいます。
小学生にとって「国語」は超大事
次に中学受験にとってはもちろん、小学生に一番大切な科目は「国語」だと考えています。
「算数が苦手」「英語を勉強させたい」という理由で塾に来られる保護者の方が非常に多いです。
しかし、実際に勉強しているところを見ていると苦手なのは算数なのではなく、「文章を読解する」ことなのです。
「算数の文章問題が苦手」というのは読解力に起因しているのですね。
文章の区切れや主語述語を理解するだけで、算数や英語か格段にできるようになると感じています。
まずは音読からはじめ、多くの長文問題に触れることが読解力アップに繋がります。
中学受験の問題に「一問一答」は極めて少ない
そして、一人でも勉強ができる科目として「理科」「社会」があります。
こちらはとにかく問題をこなすことが必要です。
中学受験の「理科」「社会」の内容としては、時代背景や原因を問われる問題が出題されます。
中学校で習うレベルといいますでしょうか。
中学受験での出題に一問一答は少なく、いくつかの知識を関連付けて答えさせる問題が多くなっています。
基礎的な知識+αが必要になります。
おすすめは、まんが『日本の歴史』です。
小学生で歴史に興味を持つことはなかなか難しいですが、こちらはタイトルのとおり、まんがで歴史が学べるのでおすすめします。
多くの図書館や図書室に置かれているので、手に取りやすいことも魅力的です。
参考書では小学教育研究会から出版されている受験研究社(編)自由自在シリーズが使いやすく、おすすめです。
また理科や社会をはじめ、小学生の5教科全般がわかりやすい通信教育という視点でいえば「通信教育すらら」などは私も実際に体験しましたが超おすすめのデジタル学習教材。
また城南コベッツグループが運営する「デキタス」なども人気のデジタル教材ですので、いちど目を通されるのはとても有意義になると思います。
中学受験での「理科」「社会」には図や写真を使った問題が多く出題されます。
図や写真が多く収録されているので、教科書や問題を解くことだけではカバーできない部分に対応します。
まとめ
最初に子供自身に「中学受験を受ける」と自らの言葉で表現させ、中だるみしてしまう期間には親子でその言葉を確認し気持ちを確かめましょう。
よく言われますが、中学受験は親子二人三脚で行うものです。
お互いがストレスをためないように適度に息抜きをして、志望校へむけて勉強を継続させましょう。
最近は自粛生活などで、なかなか塾へ通わせにくいかと思います。
中学受験にむけた勉強方法として、こちらも効果的な選択になりおすすめです。
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