中学受験に向けて過去問をしっかりと‥と思っても、なかなか良い教材が見つからないものです。
そこで元塾講師の経験から、中学入試におすすめの過去問対策ができる教材を集めてみました。
- 中学受験へ本当の意味でおすすめの過去問を購入したい。
- 過去問を購入したけどイマイチだった。
そんな家庭にピッタリの内容になるかと思います。
【ジャンル毎】中学受験の過去問におすすめ教材
中学受験の過去問というのは、あくまでも「過去問集」にこだわらないほうがおすすめです。
ここではジャンルごとにおすすめな教材をご紹介します。
- 過去問のほか全てが凝縮されたネット教材
- 塾が監修している紙教材
- 出版社から発行されている教材
中学受験の過去問おすすめ①すべてが凝縮されたネット教材
まず1つ目におすすめなのが「ネット教材」です。小学生で習う単元がすべて収録されているので抜群の効果を発揮します。
わかりやすい授業と苦手対策ができる「通信教育すらら」
通信教育すららは国語・算数・英語に特化したネット教材です。
理科と社会は対応していませんが、それだけ積み上げ学習3教科についてはアニメーション授業でわかりやすくまとめられています。
過去問はもちろんE-ラーニングシステムによる「苦手対策」も優秀で、勉強をこなしただけAIがデータ化をして苦手箇所が分野で一覧表示されます。
パッと見て苦手箇所がわかって、さらに苦手を盛り込んだテスト作成などができるため抜群の過去問になります。
私のレビュー
5教科を総合的にカバーできる「ベネッセ進研ゼミ」
ベネッセ進研ゼミは、5教科を総合的に勉強できる万能ネット教材です。
大手ベネッセが運営しているタブレット学習で、映像授業まではないものの解説の中に動画が盛り込まれているため「目で見て理解しやすい」という特徴があります。
とくに理科と社会までしっかりと勉強させたいという場合には、動画によって実験や観察などをわかりやすく勉強できます。
もちろん使い方によっては、過去問集を凌ぐ効果を持っている教材です。
私のレビュー
小学生タブレット通信教育「進研ゼミ小学生講座」口コミレビュー
算数を徹底的に対策できる「RISU算数」
RISU算数は算数のみを勉強できるネット教材です。東大生たちのフォローによって過去問を確実にこなしていけます。
RISU算数は小学生の算数だけに特化したネット教材(タブレット学習)で、もっとも特徴的なのが「東大生を中心とした講師陣のフォロー」です。
このフォローは子供が取り組んだ勉強内容に沿って、東大生たちが動画を送ってくるというものです。
勉強内容がE-ラーニングシステムによって共有されるため、的確なアドバイスによって確実性の高い算数対策ができる教材です。
もちろん過去問集としても使えるので、算数を深く勉強するのに理想的なネット教材になります。
私のレビュー
ネット教材のまとめ
ネット教材はとにかく問題量が多く、答えに辿り着くための説明がしっかりと盛り込まれているためもっともおすすめな勉強方法です。
小学生で習うすべての単元が搭載されているため、過去問どころか苦手対策までしっかりと取り組めます。
テスト機能や添削指導などネット教材ならではの機能によって、中学受験の過去問だけではなくトータルでカバーできる方法になります。
中学受験の過去問おすすめ②塾が監修している紙教材
過去問集はたくさん見かけますがその中でも塾が監修しているものはおすすめです。クラシックなスタイルですがネット教材では勉強しづらいという場合に最適な過去問対策ができます。
「中学入試 理科 塾技100シリーズ」
塾講師が公認している中学受験の過去問集で、かなり業種された内容で徹底的に対策できる教材です。
内容がてんこ盛りのため短期間で巻き返すことも可能で、子供のやる気次第で大きく結果につながる過去問集になります。
中学受験の過去問おすすめ③出版社から発行されている教材
一般的によく見かける過去問集ですがその中でもなるべく凝縮された教材を選ぶことが大切です。出版社によって掲載内容がわりと異なるため定評のある過去問集を選ぶことが重要なポイントになります。
「中学入試でる順過去問シリーズ」
アマゾン:中学入試でる順過去問
中学受験の過去問集には、特定の中学校に特化した教材をよく見かけます。
その中でも一般的な中学入試の過去問としては、昔から定評のある旺文社が出版している教材がおすすめです。
基礎~応用までバランスよく出題されているため、思った以上に対策ができる過去問集です。
中学受験の過去問選びで重要な3つのポイントと対策
中学生の過去問集選びというのは、結果を大きさ有する重要な教材です。
そこで選ぶときに大切にある「3つのポイント」をまとめました。
- とにかく問題量が多い
- 問題~答えまで辿り着ける説明
- 苦手が瞬時にわかって対策できる
ポイント①とにかく問題量が多い
まず中学受験の過去問集でもっとも重要ともいえるのが「問題量」です。
とくに積み上げ学習の国語・算数・英語については多くの問題を解く”数稽古”が効果的で、頭で理解するだけではなく体に覚え込ませるためには問題量が必要になります。
過去問集選びでもっとも悩むのがこの「問題量の少なさ」ですが、先ほどご紹介したおすすめ教材ではいずれもカバーしているおすすめの対策なのでぜひチェックなさってみてください。
ポイント②問題~答えまで辿り着くための説明
意外と知られていない、気付いていないのがこの「説明」です。
中学受験の過去問集というのは一般的に”問題と答え”というスタイルが多いものですが、途中経過までは説明されておらず実は片手落ちな教材が多いものです。
その中からしっかりと説明されて「本当に答えまでたどり着ける力」を養える教材探し、これも大きな対策になります。
ポイント③苦手が瞬時にわかって対策できる
中学受験の過去問に取り組むときに、同時に「苦手対策」を行うのがベターです。
漠然と過去問を解くだけではなく、苦手箇所をピックアップして理解していく。
これが出来ればより中学入試に効果的な勉強となりますが、苦手箇所をピックアップするのが難しいと感じる家庭が多いのも事実です。
とくに算数などは”問題が解けないからその単元は苦手”とはいえず、それ以前の単元でつまずいている場合もあります。
このような苦手をなるべく早く見つけることが中学入試には重要ですが、もっとも効果的な方法が「E-ラーニングシステムに頼る」ことです。
先ほどご紹介した「ネット教材」は、E-ラーニングシステムによって瞬時に苦手分野がピックアップされるのでおすすめの対策です。
まとめ
中学受験の過去問におすすめ教材
- 過去問のほか全てが凝縮されたネット教材(ベスト)
- 塾が監修している紙教材
- 出版社から発行されている教材
中学受験の過去問選びで重要な3つのポイント
- とにかく問題量が多い
- 問題~答えまで辿り着ける説明
- 苦手が瞬時にわかって対策できる
これで「中学受験の過去問を徹底的にこなせる教材」が見つかります。
蘆花と社会についてはほとんど暗記中心の科目なので、教科書などをしっかりとまとめればそこまで問題はありません。
問題なのは国語・算数・英語といった積み上げ学習3教科です。
とくにこの積み上げ学習3教科に重点をおいて、しっかりと中学受験に備えてください。
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