こんにちは元塾講師TSUTOMUです。
今回は「小学生のつまずき解消におすすめの勉強方法が知りたい」という疑問に答えます。
つまずき(苦手)解消というのは、一刻も早くやっておかないと将来が大変。
理解できていない部分が積み重なるほど解消が困難になり、
また成績アップも期待できないため重要な問題です。
この問題をクリアするためには、つまずき解消が期待できる勉強方法を導入するのが最もおすすめ。
そこで元塾講師の経験をもとに「小学生のつまずき解消が大きく期待できる勉強方法」として、とくに効果的と感じているデジタル教材のなかから超優秀な通信教育をピックアップします。
小学生「勉強のつまずき解消」が大きく期待できる3つの通信教育
小学生のつまずき解消を求めるには、通信教育を闇雲に選ぶと失敗します。
そこで私が考える重要ポイント3つを中心(後ほど詳しく解説)にして、つまずき解消が大きく期待できる通信教育のみを厳選して紹介します。
AIつまずき診断システム&無学年方式「すらら」
選んだ理由 | 小学生のつまずき対策に役立つ機能が豊富に揃っており、わかりやすい解説で容易に苦手解消が期待できる。文部科学大臣賞の受賞歴もあるため安心感もバツグン。 | ||||
つまずき対策 | 無学年方式 | わかりやすい解説 | |||
◎ つまずき診断システム | ◎ 小学生全域 | ◎ アニメーション映像授業 |
徹底的につまずき解消が期待できる通信教育で、AIシステムによる「つまずき診断機能」が極めて有効です。
このAIシステムによるつまずき診断機能はドリル問題を解いて間違った場合に、つまずき原因となる単元を瞬時に表示するというシステム。AIシステムが自動的に関連する単元をさかのぼって、つまずき原因として考えられる単元をはじき出すという機能です。
ふだんの家庭学習でつまずき原因を探ろうとすれば、1つずつ単元をさかのぼるといった多くの時間が必要。しかしこのAIシステムにより大幅な時間削減はもとより、極めて正確なつまずき原因を見つけられるためつまずき解消にかなり役立つシステムになります。
またAIシステムによりつまずき原因となる単元が見つかれば、小学生範囲を自由に学べる「無学年方式」「アニメーション映像授業」により徹底的な基礎理解へ取り組めるという構成。したがってつまずき原因となる単元の未理解解消につなげやすく、根本的なつまずき対処が可能といえる通信教育です。
私の実体験としては、このAIシステムによる「つまずき診断機能」「アニメーション映像授業」といった2つのコンテンツがあれば、これまでの苦手解消が大幅に期待できるデジタル教材ではないかと確信しています。
さらに理解しやすいスモールステップで進む映像授業は、過去のつまずき解消だけではなく今後のつまずき防止にも大きく役立つシステムであると強く感じます。
☑ すららの無料お試し体験ができます。
参考:すららの口コミレビュー
W解き直しシステム「進研ゼミ」
選んだ理由 | 優秀なAIシステムによる現場サポートで苦手対策に手軽でしっかり取り組める。お役立ち機能も豊富でつまずき解消が大きく期待できる。 | ||||
つまずき対策 | 無学年方式 | わかりやすい解説 | |||
◎ W解き直しシステム | ◎ 小学生全域 | ◎ 赤ペン先生 |
私のおすすめは進研ゼミ2つのスタイルのなかでも「チャレンジタッチ(デジタル教材)」のほうで、紙教材よりも大幅につまずき解消がしやすく工夫の多い通信教育になります。
進研ゼミのAIシステムもかなり優秀で、とくにつまずき解消に役立つ「W解き直しシステム」が極めて効果的。
このシステムは1度正解をした問題において再出題されるという機能で、忘れたころに同じ問題が出題されるためつまずき防止として大いに役立つシステムです。
またつまずき原因の自動判定も行われ、もう一度学ぶべき単元を表示するため過去のつまずき対策として効果的な機能も搭載。この2つのシステムによって徹底的なつまずき問題解消へつなげることが期待できるため、この教材もまず選んで損はありません。
またこうしたAIシステムによるつまずき対策のほかにも、赤ペン先生による添削指導でもつまずき対策が可能。実際に答案用紙に「解き方のコツ」「考え方」を交えて書き込まれ返却されるため、とくに応用問題のつまずき対策として極めて有効な施策も備わっているデジタル教材です。
専用タブレットを使うスタイルのため機能面や操作性もかなり優れ、タブレットに手をついて書けるなど特徴的な要素も豊富。紙と鉛筆で勉強する感覚で、スマートにタブレット学習にとり組むことができる通信教育になります。
かなり「小学生のつまずき対策」に力を入れているタブレット教材のため、かなり苦手を残さない家庭学習を実践できます。
☑ 進研ゼミの無料体験教材などこちらでもらえます。
参考:進研ゼミの口コミレビュー
さかのぼり機能「デキタス」
選んだ理由 | シンプルな構成で5分ほどの映像授業でサクサクとつまずき対策に取り組める。つまずき機能を駆使すれば無学年方式のように使える。 | ||||
つまずき対策 | 無学年方式 | わかりやすい解説 | |||
○ さかのぼり機能 | ○ 一部 | ◎ アニメーション映像授業 |
デキタスはやや使いにくい部分もありますが、さかのぼり機能でつまずき対策ができるため苦手対策に有効です。
基本的に無学年方式ではない、AIによるつまずき原因表示はないなど、一見するとそこまでおすすめと感じない通信教育。しかし「さかのぼり機能」を有意義に使うことで、かなり徹底した過去のつまずき対策ができます。
この「さかのぼり機能」のもっとも特徴となるのが、学年の領域を通り越してどこまでも後戻りできる部分。もし現在学ぼうとする単元が理解できていない場合は、この「さかのぼり機能」を使うことによって原因追及から映像授業による理解まで、一連の流れで取り組めるため極めて効果的といえる仕組みとなっています。
無学年方式ではないため、ふだんの学習としては現学年しか取り組めません。
しかし「さかのぼり機能」をしっかりと駆使することでつまずき解消が期待でき、さらにコスパも優れているので小学生のつまずき対策として有意義な勉強方法になります。
☑ デキタスの無料お試し体験ができます。
参考:デキタスの口コミレビュー
小学生「勉強のつまずき解消」が期待できる通信教育の比較表
私が選んだ「小学生のつまずき勉強におすすめの通信教育」を、わかりやすく比較表で表します。
各教材名をクリックすると、それぞれの解説項目へ後戻りします。
教材名 | つまずき対策 | 無学年方式 | わかりやすい解説 |
すらら | ◎ つまずき診断システム | ◎ 小学生全域 | ◎ アニメーション映像授業 |
小学生のつまずき対策に役立つ機能が豊富。わかりやすい解説で容易に苦手解消が期待。 | |||
進研ゼミ | ◎ W解き直しシステム | ◎ 小学生全域 | ◎ 赤ペン先生 |
優秀なAIシステムによる現場サポートで苦手対策に手軽でしっかり取り組める。 | |||
デキタス | ○ さかのぼり機能 | ○ 一部 | ◎ アニメーション映像授業 |
シンプルな構成で5分ほどの映像授業でサクサクとつまずき対策に取り組める。 |
小学生のつまずき解消に選ぶ通信教育のポイント
小学生のつまずき対策として通信教育を選ぶ場合、つぎのポイントがとくに重要です。
- つまずき原因を徹底的に追及できる
- 広い範囲を学べる「無学年方式」が採用されている
- わかりやすい映像授業がある
つまり「つまずき原因が明確に見え、さらに改善が期待できる」といった通信教育がおすすめ。
これらの要素を実現可能といえる通信教育が、いくつかあるスタイルのなかでも物理的に考えて「デジタル教材」が極めて効果的といえます。
さらに詳しく、つまずき対策可能な通信教育のポイントを解説します。
つまずき原因を徹底的に追及できる
小学生のつまずきを徹底解消するためには、まずもって「つまずき原因の追究」が
できなければいけません。
つまずき原因追究における手順として、1つずつ未理解単元をさかのぼっていくこと。理解できていなければ1つ前の単元へ戻る作業を繰り返すことで、やっとつまずきとなる根本原因へたどり着くことができます。
このつまずき原因の追究というのは極めて時間を要する作業で、できる限り短時間でチェックできることがポイント。そこで通信教育にはこのつまずき原因の追究を短時間で実行できる「AIシステム」が有効で、この特性をもつのがデジタル教材という通信教育スタイルになります。
デジタル教材によるつまずき原因の追究においては、間違った問題からAIシステムが瞬時に「原因となる単元を視覚表示してくれる」のが大きな特徴。したがって大幅に時間短縮につながるため勉強時間増加をはじめ、至っては学習量増加による成績アップにも貢献が期待できる通信教育スタイルといえます。
このように小学生のつまずき対策としては、まずもってつまずき原因を
追究することからスタート。
デジタル教材へ搭載されるAIシステムによる原因追及機能があることは、ほかの通信教育スタイルと比較にならないほど効果的なつまずき対策が期待できるといえます。
通信教育スタイルの特性的に、デジタル教材のつまずき対策システムは極めて優秀。徹底的につまずき対策を実践する場合は、こうしたデジタル教材の特性を最大限に活かすのも良い手段です。
小学生のつまずき対策を徹底するときは、このように効果的なつまずき対策が実践可能な通信教育スタイルを選ぶことは特に重要なポイントになります。
広い範囲を学べる「無学年方式」が採用されている
通信教育には幾つかのスタイルがあり、そのなかでも「無学年方式」を
採用できるのがデジタル教材の特性です。
紙教材などは現時点における家庭学習としては効果的ですが、つまずき対策としては過去の復習範囲が限られているためやや使い勝手に劣るスタイル。それに対してデジタル教材の場合はインターネット特性を活かすことによって、過去範囲も自由に復習できる無学年方式を採用することが可能なスタイルです。
この無学年方式というのは現学年だけではなく、ほかの学年範囲も学べるというシステム。
つまり無学年方式のデジタル教材は学年の枠ではなく「分野の流れ」で学べるといったメリットがあり、広い範囲を自由に取り組めるため「徹底したつまずき対策に役立つ」といった効果的な特性を持つシステムになります。
したがって小学生のつまずき対策を徹底的に実践したい場合は、この「無学年方式」が採用されたデジタル教材が極めておすすめのスタイル。
この無学年方式という特性はほかの通信教育スタイルでは再現できないため、極めて希少価値の高いスタイルといえます。
また無学年方式が採用されたデジタル教材でも、できる限り広範囲にわたって学べることが重要。
できれば小学生全範囲を自由に学べる無学年方式であることが望ましく、このような通信教育は極めてつまずき対策に適したスタイルであるといえます。
わかりやすい映像授業がある
小学生のつまずき対策に焦点を当てると、どうしても通信教育のなかで
デジタル教材が目立ちます。
これまでにお話しした2つの特性(メリット)により効果的なつまずき対策ができるだけではなく、さらに「映像授業」が搭載されることで基礎理解を進めやすく、より効果的なつまずき対策がデジタル教材においては期待できます。
つまずき原因の追究ができれば、つぎに行う動作は「未理解部分の理解」になります。
この未理解部分を理解するためには原因となる単元の徹底履修が必要となりますが、これが手軽で簡単に行えるのがデジタル教材に搭載される映像授業というコンテンツです。
デジタル教材に搭載される映像授業はすべての単元において授業が用意されており、いつでも自由に学びたい単元を授業で履修できるという機能。したがってつまずき原因となる単元がわかれば、あとは映像授業において履修することで極めてわかりやすい対策が行えるといったメリットがあります。
未理解部分を理解させるために重要となるのが、わかりやすく理解に
つながりやすい優秀な解説です。
このとき文字を読んで自分で理解して、さらに問題解答へ落とし込むといった作業を自分で行うのが一般的なつまずき原因の対策。しかしデジタル教材の映像授業においては、しっかり編集された学校よりもわかりやすい授業が揃っているため極めて理解へつなげやすい履修方法といえます。
学習塾においても、こうした過去の授業というのは受講できません。
デジタル教材へ搭載される映像授業はつまずき対策に極めて効果的なコンテンツで、つまずき原因をわかりやすく理解が期待できるベストともいえる勉強方法になります。
したがって小学生のつまずき対策および解消を行うためには、この「映像授業」の有無も視野に入れて考えることが有効です。
小学生のつまずき解消における勉強手順
ここでは通信教育などに頼らない、一般的なつまずき対策手順について解説します。
私はつぎの手順で進めることをおすすめします。
- つまずき原因の追究・解明
- つまずき原因の徹底理解
小学生のつまずき解消手順はいたってシンプルで、原因の追究および
徹底解消という2つの工程になります。
さらに詳しく、つまずき解消手順について解説します。
つまずき原因の追究・解明
小学生のつまずき対策を始めるとき、まず取り組むべき工程が「つまずき原因の追究」です。
つまずき原因となる単元を徹底的に追及するという作業で、現時点において未理解となっている単元から、1つずつ関連する単元をさかのぼって原因追及するという手順になります。
極めて時間を要する工程になりますが、この作業が遂行されていなければ先へ進めないため極めて重要な部分。まずは「理解できていない現在の単元」を把握して、そこから1つずつ関連単元を探っていくことで原因追及ができます。
とくに積み上げ学習といわれる国語や算数といった教科においては、このつまずき現認の追及が極めて重要。徹底的につまずきとなる単元を追究して、根本的な理解へ向けて準備をしておくことが求められる作業になります。
つまずき原因の徹底理解
つまずき原因の追究ができれば、つぎは「徹底理解」へ向けた工程へと移ります。
現在の理解が停滞している原因単元において、しっかりと基礎理解につながる学習を行うことがポイント。親が教えて理解させる手段でも構いませんし、親の時間的な都合などで教えるのが難しければ教材に頼るといった手段もおすすめの方法になります。
ここで注意しておきたいのが、つまずき原因となる単元だけではなく先の単元についてもチェックすること。つまずき原因となる単元が理解できたとしても、その先の単元における理解はまた別の問題になります。
したがってまずはつまずき原因となる単元を徹底的に理解させ、できれば多くの問題を解かせて理解度をチェックすることが大切。さらにその先の単元の理解についてもチェックして、わかっていないようであれば同じように教えて1つずつ先へ進むことが正しい手順になります。
この工程を繰り返して、最終的には現時点における未理解単元の理解まで到達できることが目標。すべての教科においてこの工程を実践することで、全教科のつまずき対策を確実に行うことへつながります。
まずは「つまずき原因の追究」をしっかり遂行して、さらに「つまずき単元の理解」を徹底的に行う。
この2つの工程を抑えておけば多くの時間を要しますが、小学生のつまずき対策として確実性の高い結果が期待できると私は強く感じます。
まとめ
今回は「小学生のつまずき解消におすすめの勉強方法が知りたい」という疑問にたいして、私がおすすめするつまずき解消が期待できる通信教育および、小学生のつまずき解消における勉強手順といった形で答えてきました。
小学生の学習において「つまずき」という問題は、できるだけ早く解決する必要があります。
特に国語や算数などの基本教科では、つまずきが原因で理解が進まず、その後も学年を進む中で理解が追いつかない可能性があります。
学年が進むにつれてつまずきは深刻化し、結果的に成績にも悪影響を与える可能性が考えられます。
もし現在、「つまずきが成績の低下につながっているのではないか」と感じているなら、できるだけ早くつまずきに対処することをお勧めします。
早い段階でつまずきを解消することは、子供の将来を考える上で非常に有益な手段となります。