
塾講師の経験から、ここでは小学生の「計算」に特化した通信教育における情報をお伝えします。
- 小学生のうちに、とにかく素早い計算力を身につけさせたい。
- 中学生になってから最も困難といわれる計算を、小学生のうちに得意にさせておきたい。
そんな目標をお持ちでしたら、塾講師で経験した知識がきっと役立つと思います。
ぜひ私の経験を信じてみてください。
小学生の「計算」を強く!おすすめの通信教育3選

とにかくたくさん計算させたい!に応えてくれる通信教育
タブレット学習教材「RISU算数」
算数特化型 | わかりやすい解説 | つまずき解消 |
⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |

私も子供と一緒になってRISU算数をやってみた経験がありますが、小学生に必要な算数でしかも「計算」について基礎と応用でまんべんなく学習できるタブレット教材です。
紙感覚で算数学習をできるのがRISU算数の特徴ですが、とくにタブレット教材で理解しづらい筆算なども「次に埋めるべき箇所」を指定しながら計算できる。したがって正しい順番で計算力を養うことができます。
また「当てずっぽうでも当たる」ような選択式問題がないのも親としては魅力。しっかり考え入力しないと先へ進めないため、確実性の高い学習スタイルによって小学生の計算力を学ぶことのできるタブレット教材です。
私のレビュー 小学生の通信教育「RISU(リス)算数」を口コミレビュー
映像授業でわかりやすく計算力アップを期待できる通信教育
タブレット学習教材「すらら」
算数特化型 | わかりやすい解説 | つまずき解消 |
⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |

このタブレット教材は「5教科+英検対策」について、勉強の理屈を映像授業ベースでわかりやすく学べるのが魅力。私も実際にとり組んでみましたがこれ以上理解しやすい解説による映像授業はほかにないと思います。
もちろん小学生の計算については練習問題も多く、さらに3種類のテスト機能によって予習・復習・総仕上げがすべて出来てしまうのも特徴。さすがに精巧な作りは文部科学大臣賞の受賞歴あるタブレット教材だなと思います。
計算の仕組みなどを徹底的に理解させたい場合には、かなり効果的な家庭学習ができるタブレット教材です。
私のレビュー 通信教育「すらら」の口コミレビュー
確実なペースで計算力を養える通信教育
紙教材「小学ポピー」
算数特化型 | わかりやすい解説 | つまずき解消 |
⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |

この小学ポピーも子供にずっと利用していますが、とにかく「毎日の勉強範囲」がきちんと決まっているので親としても安心して任せられる教材です。
5教科をまんべんなく学べる紙学習で、算数の計算問題などもしっかりと豊富。毎日の学習だけではなくテスト対策なども、模擬テストなどによって本番さながらの取り組みができます。
家庭学習のベースとして使っておくと、単元などを見落とす心配もなく確実に勉強ができます。
私のレビュー 小学生の通信教育「ポピー」の口コミレビュー
小学生に計算力が身につきやすい通信教育4つのポイント
通信教育というのは闇雲選んでも、なかなか思ったように計算力は身に付きません。
そこで「小学生の計算力が身に付きやすい通信教育」を確実に選ぶため、最低でも知っておきたいポイントを紹介します。
- 小学生の計算に特化した教材内容である。
- 詳しくわかりやすい解説が掲載されている。
- つまずきを解消できるシステムである。
- 計算力を高める問題数の多さ。
この3つのポイントは最低条件で、もっといえば他にもポイントはあります。
ぜんぶ解説すると長くなるので、ここでは3つの最低条件について詳しく解説をします。
小学生の計算に特化した教材内容である
小学生に計算力を身につけさせるのに、もっとも効果的といえるのが「特化型の通信教育」を選ぶことです。
通信教育というのは一般的に5教科すべてを取り組むスタイルとなっていますが、その中でも「計算力」にこだわって作成された教材であるとかなり優位性が高くなります。
計算力というからには、小学生の算数に特化した通信教育がもっともおすすめ。
特化型の通信教育は計算力を高めるための工夫がたくさん施してあるので、計算力を身につけるのに最適な設計によりとても効果的な家庭学習が可能です。
できればこの「特化型」の通信教育であることは大きなメリットといえます。
詳しくわかりやすい解説が掲載されている
小学生に計算力を身につけさせるには、しっかりとした「解説」がなければ片手落ちです。
大人が読んではじめてわかるような解説ではなく、子供自身がその解説を読んで理解できる内容であることがとても重要。
自分の力で読んで理解することで、計算力を身につけるための学習がより確実になります。
紙教材でもタブレット学習教材でもこの解説については同じで、見せ方は違えどももっとも重要なのは「子供が読んで理解できる」こと。
わかりやすい解説があれば、放っておいても勝手に計算力を高めていける可能性が高まります。
つまずきを解消できるシステムである
計算力というのは「繰り返し」が超重要で、なんども同じ問題を解いてこそはじめて腑に落ちるものです。
通信教育にもこの考え方はかなり大切なポイントで、頭にしっかりと入るまで繰り返し学習できること。
さらに依然として理解できていない部分を、徹底的に身につくまで繰り返し解いて身につける「工夫」のあることが大事になってきます。
つまずき解消ができない限りは前に進めないのが、積み上げ学習といわれる算数の難しさ。
中学生になってからも土台になる部分なので、しっかりとつまずき解消まで可能であることが通信教育には重要といえます。
計算力を高める問題数の多さ
小学生の計算力を高めやすい通信教育は、とくに「問題数の多さ」として現れる場合も多いです。
一般的な通信教育に搭載されている問題数というのは、実際に中身を探ってみるとそう多くないのが実態となっています。
たとえば1つの単元に対する問題数が、約10問程度しか搭載されていないなど。
計算力を高めやすい通信教育では1つの単元に対する問題数が100以上搭載されるなど、計算スピード向上が期待できるような多くの問題数が搭載されています。
小学生の計算力は、理屈を理解すればあとは「数稽古」で多くの問題を解くことが効果的。
したがって少しでも多くの問題数が搭載されている通信教育を選ぶことで、より高い計算力を養うことが期待できます。
まとめ

最後に1つだけ「計算力は身についても解き方(公式)は忘れる」という部分に注意。
しっかりと計算をさせることで頭の回転スピードは期待できますが、テストなど肝心なときに公式をコロッと忘れ出てこないことがあります。
この問題解消にむけ大切なのが「腑に落ちるまで反復練習」です。
公式すら身についてしまえるほど繰り返し反復すること、つまり計算力ばかりではなく記憶力にも着目することが重要。
小学生の計算学習には「計算力+記憶力」が必須ということをぜひ知っておかれてください。
ご紹介してきた小学生の計算におすすめの通信教育、ぜひお役立てください。