こんにちはTSUTOMUです。今回は「発達障害のある小学生におすすめのタブレット学習」について詳しくご紹介します。
じつは私はこんな資格を持っています。
発達障害コミュニケーション指導者というもの。
私の場合は発達障害(ADHD・LD・ASD)また軽度知的障害などの小学生をもつ家庭へ、どんな勉強であればよく身につくのか?について自分なりに考えています。
特別支援学級だけではやや勉強不足、という場合にも効果的かと思います。
そんな私の経験から、小学生の発達障害児に「間違いなくおすすめ」と自信をもっていえるタブレット学習をピックアップしようと思います。
発達障害のある小学生におすすめのタブレット学習3選
タブレット学習といってもジャンルは広いので、私はこんなまとめ方をしてみました。
- 「基本教科」を勉強できるタブレット学習
- 「英会話」を勉強できるタブレット学習
- 「英検」を勉強できるタブレット学習
つまりこの3つで、小学生に必要な勉強がすべてできるというものです。
組み合わせは自由ですが、ぜひ勉強にお役立てください。
いずれも私が実際に体験した上で、体験談を交えながらご紹介していきます。
「基本教科」を勉強できるタブレット学習
この通信教育すららでは国語・算数・英語の基本教科を勉強できます。
私がこのネット教材をおすすめする理由は、たくさんある通信教育でも唯一「発達障害支援の専門家」が監修している教材だから。
実際にやってみるとその効果はよくわかり、教え方がほかの教材とはぜんぜん違います。
映像授業が搭載されていて勉強しやすいのもありますが、授業をおこなう講師の説明がとてもゆっくりで単純明快。
少しだけ説明をして、そのあと確認問題が出される。
これが繰り返されるうちに単元が終わっていて、ずっと「わかる」を積み上げていけるのが発達障害の小学生にピッタリの特徴です。
一般的なタブレット学習の授業は、学校と同じように一度に説明されます。
したがってこの教材は、私としてはかなりおすすめのタブレット学習です。
私のレビュー記事
「英会話」を勉強できるタブレット学習
英会話というのは今後さらに必要となるジャンルです。
発達障害のある小学生も英会話は人気があり、がんばって英検を受けるぞ!といった言葉も聞こえてくるほどです。
そんな英会話を勉強できるタブレット学習には「オンライン英会話」があります。
しかし一般的なオンライン英会話というのは外国人講師が主流のため、なかなか発達障害のある小学生には理解できないものです。
そこでおすすめなのが、この「日本人講師のいるオンライン英会話」です。
日本人講師なので質問をしても話が通じるため、質問で困るという事もなく楽しく学習ができます。
また小学生の英会話初心者にも優しく対応してくれるので、タブレット学習で英会話をレッスンするのであれば「日本人講師のいるオンライン英会話」がいちばんおすすめです。
英検の2次試験を受けたいときも、このオンライン英会話でレッスンができます。
私のまとめ記事
「英検」を勉強できるタブレット学習
最後にご紹介するのが英検をしっかりと勉強できる「英検ネットドリル」というタブレット学習です。
英検に興味のある子供であれば、まずいちばんおすすめのネット教材です。
なぜならE-ラーニングシステムによって、間違った問題だけを勉強できる「弱点チェック」などの機能があるため。
本屋さんで購入する英会話教材はわからなくて辞めてしまいがちですが、それは理解につながらないからです。
それに対して英検ネットドリルはしっかりと理解につなげるシステムになっているので、発達障害のある小学生にもわかりやすく勉強できておすすめです。
もしステップアップを目指すのなら、バーチャル試験官のいる2次面接試験の練習も出来ます。
詳しい記事
小学生タブレット通信教育「英検ネットドリル」の口コミレビュー
発達障害のある小学生にタブレット学習を選ぶときのポイント
発達障害のある小学生に適したタブレット学習を選ぶ際は、以下のポイントに留意することが重要です。これにより、より適切な教材を見つけ、子供の発達ニーズに合致した学習環境を提供できます。
1. 発達障害専門家が関与しているもの
発達障害専門家が関与しているタブレット学習は、その内容が発達障害に対応している可能性が高いです。専門家の視点から見た教材は、通常の学習教材と比べてより深く、適切なアプローチで特性に沿ったサポートを提供しています。発達障害のある小学生にとって、理解が進みやすい工夫や補足がされているか確認しましょう。
発達障害専門家が関与しているタブレット学習教材は、その内容やアプローチが通常の学習教材よりも発達障害に特化しています。以下は、このポイントにおいて注目すべき詳細な要素です。
個々の発達段階に合わせた配慮があるか
インディビジュアライズドラーニング(個別化された学習): 発達障害のある子供たちは、異なる発達段階にいることがあります。専門家が関与しているタブレット学習は、個々の生徒の発達段階に合わせた学習プランを提供することが期待されます。これにより、個別のニーズに焦点を当てたサポートが可能となります。
特性に対応した学習材料: 発達障害には多様な特性があります。例えば、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)などが挙げられます。関与する専門家はこれらの特性に精通しており、それに基づいた学習材料やアクティビティを提供します。
柔軟性があるか
- 適応型教育テクノロジーの活用: 関与する専門家が適応型教育テクノロジーに理解がある場合、子供の進捗に応じて学習が自動的に調整される教材を提供できる可能性があります。これにより、子供がどのペースで学ぶかに合わせた柔軟なサポートが期待できます。
コミュニケーション手段が豊富か
- 保護者との連携: 発達障害のある子供たちにとって、学習環境を保護者や専門家と連携して構築することが重要です。関与する専門家が保護者向けのリソースやサポートを提供し、コミュニケーションの手段が豊富である場合、学習がより一層サポートされることが期待されます。
フィードバックと評価が充実しているか
- 進捗モニタリングとフィードバック: 学習の進捗をモニタリングし、定期的なフィードバックを提供することが、発達障害のある子供たちにとって重要です。関与する専門家が進捗を詳細にモニタリングし、適切なフィードバックを提供できる場合、子供たちの学習効果が向上します。
これらの要素を考慮して、発達障害のある小学生に適したタブレット学習を選ぶことが重要です。関与する専門家の知識と経験が、子供たちの学習体験にどれだけプラスの影響を与えるかを見極めることがポイントです。
2. わかりやすい説明で教えてくれるもの
発達障害のある子供たちにとっては、理解が難しい場面もあります。教材がわかりやすい説明で教えてくれることは非常に重要です。オンライン英会話などが初心者向けとうたっている場合、それは教材が柔軟で初心者に対する理解があることを示しています。また、子供専用の教材は、より分かりやすくデザインされていることが多いです。
発達障害のある小学生に適したタブレット学習教材は、わかりやすい説明が特に重要です。以下は、このポイントにおいて注目すべき詳細な要素です。
言葉や表現の簡潔さと適切さ
簡潔で具体的な言葉の使用: 言葉や表現が複雑すぎず、具体的であることが大切です。発達障害のある子供たちは、簡潔でわかりやすい言葉によって情報を理解しやすくなります。冗長な表現や難解な言葉は避け、要点を明確に伝えるスタイルが効果的です。
視覚的なサポート: 言葉だけでなく、視覚的な要素も活用されることが重要です。図やグラフ、カラーコーディネートなどを通じて、情報が視覚的に補完されると理解が進みやすくなります。画像やアイコンの使用によって、抽象的な概念も視覚的に理解できるように工夫されていることが望ましいです。
ステップバイステップの進行
段階的な進行: 子供たちは情報を段階的に理解しやすいため、ステップバイステップで進行する教材が好まれます。複雑な概念を小さなステップに分割し、1つのステップがしっかり理解された後に次のステップへ進む構成が理想的です。
進捗の可視化: 学習の進捗が視覚的に分かる機能があると良いです。例えば、クリアした単元や理解度がグラフやアニメーションで表示されることで、子供たちが自分の進捗を把握しやすくなります。
インタラクティブで楽しい学習体験
ゲーム的な要素の導入: 子供たちが楽しむことが学習のモチベーション向上につながります。教材がゲームのような要素を取り入れ、問題解決やクイズ形式で学ぶことができる場合、学習が楽しくなります。
フィードバックと報酬: 正しい答えに対するポジティブなフィードバックや、達成感を得られる仕組みがあると良いです。報酬や称賛の要素が学習体験をポジティブなものに変える役割があります。
柔軟で個別対応可能な仕組み
- 学習スタイルへの適応: 子供たちそれぞれが異なる学習スタイルを持っています。教材がその個別の学習スタイルに対応できる柔軟性があると良いです。例えば、音声指示、テキスト、視覚的サポートなど、異なる形式で情報が提供されることが望ましいです。
これらの要素がタブレット学習教材に組み込まれているかどうかを確認することで、
子供がわかりやすく楽しみながら学べるかどうかが判断できます。
3. E-ラーニングシステムが使われているもの
優れたE-ラーニングシステムは、相互学習を促進し、個々の生徒に合わせた学習経験を提供します。このシステムが教材に組み込まれている場合、子供は自分の進捗に合わせて学ぶことができ、理解が深まりやすくなります。特に発達障害のある子供たちにとって、個別化されたサポートが重要なため、E-ラーニングシステムの質を確認することがポイントです。
E-ラーニングシステムはタブレット学習において非常に重要な役割を果たします。以下は、このポイントにおいて注目すべき詳細な要素です。
相互学習と適応学習
相互学習の促進: E-ラーニングシステムは生徒が互いに学び合う環境を提供します。フォーラムやディスカッションボード、グループプロジェクトなどを通じて、生徒同士が情報を共有し、お互いに質問やフィードバックを行う仕組みがあると良いです。特に発達障害のある生徒にとって、他の生徒との対話を通じて理解を深めることができるでしょう。
適応学習の実現: E-ラーニングシステムは生徒の進捗や理解度を追跡し、個々の学習ニーズに合わせた適応学習が可能です。これにより、生徒が得意な分野を強化し、苦手な分野を補強する柔軟性が生まれます。発達障害のある生徒にとって、個別のサポートが提供されることが学習の効果を向上させる要因です。
進捗管理とフィードバック
進捗の可視化: E-ラーニングシステムは生徒自身や保護者に、学習の進捗をリアルタイムで可視化する手段を提供します。どの単元が完了し、どの分野で苦戦しているかがグラフやレポートとして確認できると、計画的な学習が可能です。
リアルタイムなフィードバック: E-ラーニングシステムは生徒が問題に取り組んだ結果に対して即座にフィードバックを提供します。正誤だけでなく、解答の根拠や間違いの傾向に関するアドバイスが付随することで、学習の理解度向上に寄与します。発達障害のある生徒にとって、即座な指導が非常に有益です。
多様な学習資源の提供
多様なメディアの活用: E-ラーニングシステムはテキストだけでなく、動画、音声、インタラクティブなシミュレーションなど、多様なメディアを活用した学習資源を提供します。これにより、異なる感覚に訴えかけることができ、生徒が自分に合った形式で学べます。
外部リソースへのアクセス: インターネットを通じて様々な外部リソースにアクセスできる環境が整っていると良いです。これにより、発達障害のある生徒が特定のトピックに関する追加情報を得たり、補足学習を行うことが可能です。
透明性と保護者連携
透明性の向上: E-ラーニングシステムは生徒の学習履歴や参加状況を透明に記録します。保護者がこれらの情報にアクセスできるようになると、家庭と学校との連携が強化され、生徒の全体的なサポートが向上します。
保護者へのフィードバック: E-ラーニングシステムは保護者に対しても生徒の進捗や弱点に関するフィードバックを提供します。これにより保護者が適切なサポートを行うことができ、学習環境が最適化されます。
E-ラーニングシステムがこれらの機能を持っているかどうかを確認することで、発達障害のある小学生にとってより効果的な学習が期待できるでしょう。
これらのポイントに留意することで、発達障害のある小学生にとって最適なタブレット学習環境を見つける手助けとなります。選択肢を比較検討する際に、子供の発達段階や個別のニーズに焦点を当て、最良のサポートを提供することが肝要です。
まとめ
発達障害の小学生におすすめのタブレット学習についてまとめます。(クリックで各項目へ飛びます)
発達障害のある小学生におすすめのタブレット学習3選
「基本教科」を勉強できるタブレット学習
➝通信教育すらら
「英会話」を勉強できるタブレット学習
➝日本人講師のいる小学生向けオンライン英会話
「英検」を勉強できるタブレット学習
➝英検ネットドリル
発達障害のある小学生にタブレット学習を選ぶときのポイント
- なるべく発達障害専門家が関わっているもの
- わかりやすい説明で教えてくれるもの
- E-ラーニングシステムが使われているもの
これで「発達障害のある小学生におすすめのタブレット学習」が見つかるかと思います。
ぜひ子供にとって有意義な学習になることをお祈りしています。