こんにちはTSUTOMUです。今回は「中学受験面接でよく聞かれる時事問題」についておすすめの対策をご紹介します。
中学受験面接でよく聞かれる質問については「中学受験の面接でほぼ聞かれる5つの質問と対策するポイント」でご紹介しているのでまた後にでもご覧ください。
ここでは中学受験面接の中でもとくに小学生が苦手で、また面接の質問でも
重要な位置づけにある「時事問題」について深堀をしていきます。
私も元塾講師という立場で現役ではありませんが、少しはお役に立てるかと思います。
- 中学受験面接の時事問題の勉強方法がわからない‥。
- 小学生におすすめの時事問題対策が知りたい‥。
そんな疑問をお持ちでしたらきっと参考になるかと思います。
私がお伝えできること
中学受験面接の時事問題におすすめな3つの対策
中学受験面接において、時事問題に対処するための効果的な3つの対策が存在します。以下にそれぞれの対策を紹介し、中学受験生が自信を持って時事問題に取り組む手段を提供します。
超おすすめの対策①新聞を読ませる
中学受験面接での時事問題対策において、新聞を活用することは非常に有益です。これを効果的に行うためには、以下のポイントに注意を払い、総合的な学習を促進させることが重要です。
- 新聞の活用方法の多様性
新聞を読むだけでなく、記事を切り抜いてまとめたり、重要なキーワードや主題をメモしたりすることで、より深い理解を得ることができます。また、自分なりの見解や感想を書き込むことで、単なる情報収集だけでなく、思考力や表現力も向上させることができます。 - 多様な新聞の利用
一般的な大手新聞だけでなく、地域紙や専門紙も利用することで、幅広い視野を得ることができます。異なる新聞の記事は、同じ出来事でもアプローチや視点が異なるため、より多角的な情報を取り入れることができます。 - 新聞の記事からのクイズ作成
読んだ新聞の記事に関連するクイズを自分で作成し、友達や家族に出題することで、理解度の確認と同時に口頭での表現力を養うことができます。これにより、面接時にも堂々としたコミュニケーションが可能となります。 - 報道機関やジャーナリストのインタビューを追う
新聞記事の背後にある情報や記者の視点を知るために、報道機関やジャーナリストのインタビュー記事も積極的に読むことが重要です。その中で取材や記事執筆の裏側に迫り、新聞記事の信頼性や意図を理解することが求められます。 - 新聞記事の分析とディスカッション
新聞記事を深く理解するためには、内容の分析とそれに基づくディスカッションが欠かせません。自分なりの意見や解釈を持ち、それを他者と共有することで、考える力や議論力を向上させることが期待できます。
これらのアプローチを取り入れ、新聞を単なる情報源としてではなく、自己成長や知識の獲得に結びつけることで、中学受験面接での時事問題に対する自信と深い理解を築くことができます。
この「小学生新聞」は一般紙と同じ内容で、内容も時事問題についてしっかりと書かれているもの。
小学生向きに読みやすい文章で編集してあるため誰でも理解しやすく、中学受験面接の時事問題にはピッタリの新聞です。
もし興味をお持ちであればこちら。
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おすすめの対策②インターネットで社会情勢を知る
中学受験の面接において、時事問題への理解は必須スキルとなります。その中でも、インターネットを利用して社会情勢を知るための戦略的手法を以下に詳しく掘り下げます。
- 複数の情報源を活用
インターネット上には膨大な情報が溢れていますが、単一の情報源だけでなく複数のサイトやニュースアプリを活用することで、情報の偏りを避け、多面的な視点を養います。異なるメディアやジャンルから情報を得ることで、中学受験の面接で幅広い知識を展開することが可能です。 - ソーシャルメディアを利用した情報収集
ソーシャルメディアプラットフォームは、リアルタイムな情報や意見を瞬時に入手するための優れた手段です。Twitterやニュースアグリゲーターを活用して、トピックスの最新動向をキャッチアップし、それに対する人々の反応や議論も追いかけることで、社会的な論点に対する理解が深まります。 - 専門家のブログやポッドキャストを追跡
インターネット上には、各分野の専門家が自身の意見や解説を掲載するブログやポッドキャストが数多く存在しています。これらのコンテンツを積極的に追跡することで、時事問題に対する深い洞察力を得ることができます。専門的な分野においては、ブログやポッドキャストが提供する専門知識は非常に価値があります。 - オンライン動画やインタビューを活用
YouTubeやニコニコ動画などのオンライン動画プラットフォームを利用して、専門家や著名人によるインタビューや解説を視聴することが有益です。ビジュアルで情報を得ることで理解が深まり、また動画ならではの臨場感やリアリティが時事問題の理解を豊かにします。 - オンライン講座やウェビナーへの参加
インターネットを利用したオンライン講座やウェビナーは、専門家からの直接的な学びの機会を提供しています。これらのコースに参加することで、社会情勢に関する深い洞察を得るだけでなく、質問やディスカッションを通じて他の参加者との交流も図ることができます。
これらの戦略的なアプローチを駆使して、中学受験の面接で求められる社会情勢への理解を深めましょう。インターネットを有効活用することで、幅広い情報と深い知識を得ることが可能です。
おすすめの対策③テレビニュースを見る
中学受験において、テレビニュースの積極的な視聴は時事問題に関する理解を深め、面接において的確な発言ができる力を養う効果的な手段です。以下に、テレビニュースを見る際の戦略とその利点について詳しく説明します。
- 複数のニュース番組の利用
テレビには複数のニュース番組が存在します。異なる放送局や時間帯のニュースを視聴することで、同じ出来事でも異なる報道スタイルや視点を知ることができます。これにより、客観的な視点から情報を取捨選択し、幅広い視野を持つことができます。 - ディスカッション番組や解説コーナーの活用
ニュース番組には、ディスカッション番組や解説コーナーが豊富にあります。これらのコーナーでは専門家や解説者がニュースに関する深層の情報を提供し、複雑な社会情勢に対する理解が深化します。また、異なる意見や専門家の意見を比較検討することで、自らの見解を構築する力も向上します。 - ニュースドキュメンタリーの鑑賞
テレビはニュースドキュメンタリーを通じて、一つのテーマや出来事に焦点を当てた深い情報を提供しています。これらの番組を鑑賞することで、背後にある背景や歴史的な文脈を理解し、社会情勢の本質に迫ることができます。 - 国際ニュースの視聴
日本国内のニュースだけでなく、国際ニュースも積極的に視聴することで、世界の出来事にも理解を拡げることができます。国際情勢を把握することで、グローバルな視野を持ち、多様な視点から社会問題にアプローチできるようになります。 - ビデオ録画を利用した効果的な学習
テレビ番組をビデオ録画しておくことで、自分の都合の良い時間に視聴することができます。また、同じニュースを繰り返し見ることで、理解が深まり、重要なポイントを見逃さないようにすることができます。
これらの戦略を組み合わせ、テレビニュースを見る習慣を通じて、中学受験生がより幅広い知識と深い理解を得ることができます。テレビの視聴を通して、社会情勢に対する的確な判断力や豊かな視野を身につけ、中学受験の面接に臨む力を養いましょう。
中学受験面接の時事問題を対策するタイミング
中学受験の面接における時事問題対策は、総合的な情報力と理解力を養うために、早めの段階から計画的な学習が求められます。以下に、適切なタイミングとその際に考慮すべきポイントについて、より詳細に掘り下げていきましょう。
小学5年生までのスタートが理想的
中学受験の面接では、時事問題に関する質問が頻繁に出題されます。できるだけ早い段階から時事問題に親しむことが、入試に自信を持つための基盤を築く鍵となります。小学5年生までにスタートすることで、焦りなくコンスタントに学習を進めることが可能です。
また、小学5年生までのスタートは、単なる情報収集だけでなく、時事問題に対する関心を早い段階から高めることにもつながります。興味をもつことができれば、学習においても定着がしやすくなります。
遅くとも小学6年生の中ごろまでには開始
小学5年生からのスタートが難しい場合でも、小学6年生の中ごろ(夏休み)までには必ず時事問題対策を開始しましょう。この時期に始めることで、入試直前までの期間を有効活用し、深い理解と広範な知識を養うことが可能です。
遅めのスタートとなった場合でも、焦らず計画的に進めることで、中学受験のスケジュールに合わせた準備を行うことができます。適切なスケジュールであれば、十分な理解と覚えが可能です。
情報収集力の向上が重要
早い段階から新聞やインターネットなどを通じて時事問題の情報収集に慣れることが肝要です。これによって、情報収集力が向上し、流れを理解する力を養います。また、関連する話題に積極的に触れることで、学習へのモチベーションを高めることが期待できます。
情報収集に慣れることで、どのような情報が重要であるかを見極め、情報の選別力も向上させることができます。これが時事問題対策の基本となります。
興味を持つことで理解が深まる
子どもが時事問題に興味を持つためには、関連する話題や出来事に対して積極的に学習していくことが必要です。興味を持つことで、単なる情報の取得だけでなく、理解が深まり、時事問題に対する関心が高まります。
また、興味をもつことで学習が楽しくなり、長期間にわたって続けることができるでしょう。これが長期的な時事問題対策において非常に重要な要素です。
時間配分の工夫が重要
時事問題対策は一つの要素に偏らず、バランスよく進めることが重要です。適切な時間配分を考え、新聞やインターネットを通じた情報収集だけでなく、解説番組やニュースドキュメンタリーを通して深い理解を目指しましょう。
時間配分を工夫することで、短期間での詰め込み学習ではなく、着実な理解と記憶が可能となります。このバランスの取れた学習が、中学受験面接での時事問題対策において成功への鍵です。
中学受験の面接での時事問題は、継続的な学習と興味の持続が鍵となります。早い段階からの準備と工夫を重ねつつ、中学受験に臨む力を着実に育んでいきましょう。
中学受験面接で時事問題が質問される理由
中学受験面接において時事問題が質問される理由は、単なる知識の評価を超えて、受験生の幅広い視野や深い思考能力、社会への関心などを総合的に評価するためにあります。
以下に、これらの理由をより深く掘り下げて解説します。
総合的な知識の評価
時事問題は多岐にわたるトピックを含んでおり、それに関する知識が幅広いかどうかが問われます。
例えば、政治、経済、文化、科学など様々な分野の出来事についての理解を通して、受験生の知識の総合性が評価されます。これは、単なる情報の暗記ではなく、複数の分野にまたがる関連性を理解することが求められます。
現代社会に対する理解度の測定
面接官は、受験生が単に出来事を知っているだけでなく、それに対する理解や洞察を持っているかどうかを確認します。社会の仕組みや構造、出来事の背後にある背景など、より深い理解が求められます。
これによって、現代社会に対する深い洞察力を見極めることができます。
思考力と議論力の評価
時事問題に対する質問は、受験生の思考力や議論力を測る重要な手段となります。
単なる出来事を覚えているだけでなく、その事象に対する自己の意見や立場、それを論理的に説明できるかどうかが問われます。これにより、受験生の論理的思考と言葉での表現力を同時に評価できます。
情報処理能力の確認
時事問題に関する質問は、大量の情報から重要な部分を取捨選択し、それをもとに的確な意見を構築できるかどうかを確認する役割も果たします。
情報過多の現代社会において、情報を効果的に処理し、重要なポイントを見極める能力は非常に重要です。これが、情報処理能力の評価の一環です。
受験生の個性や考え方の把握
時事問題に対する回答は、受験生の個性や考え方を窺う重要な手がかりとなります。
同じ出来事に対して異なる意見や視点を持っているかどうか、またその考えをどれだけ自分の言葉で表現できるかが問われます。これにより、受験生の独自性や自己主張の強さを把握することが可能です。
社会への関心と主体的な学習態度
時事問題に対する質問は、受験生が単なる知識の詰め込みではなく、社会への関心を持ち、主体的に学ぼうとする態度があるかどうかを評価します。主体的な学びの態度は、将来的な学び舎や社会への適応力にも関わる重要な要素です。
これを確認することで、受験生の学習への姿勢を把握します。
これらの理由から、中学受験面接では時事問題に関する質問が重要視されています。
これにより、受験生の広範な知識、深い思考能力、社会への理解度、そして将来の適応力などが綿密に評価され、総合的なアセスメントが行われるのです。
中学受験面接の時事問題におすすめの対策まとめ
中学受験面接でよく質問される「時事問題」について対策や意図などをご紹介してきました。これで時事問題について質問をされてもしっかりと答えることが期待できます。
中学受験面接の中でも、この時事問題というのはもっとも小学生が嫌う質問です。
なぜなら時事問題の中には理解しづらい問題があったり、法律や地理的な要素などを総合的に理解しておくことが必要になるため。
したがって親としての役目は、なるべく「わかりやすい学習方法」を見出すこと。
そのためにはご紹介したおすすめな対策「小学生新聞」をはじめとして、いかに「インターネット」「テレビニュース」などからわかりやすく情報を与えることができるか?という対策が中学受験面接の結果に大きく影響してきます。
中学受験面接の時事問題対策は時間がかかるため、早めに行動なさっておくことが重要です。
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