中学受験の面接では質問をしっかりと予測しておくことが重要です。
そこで今回は「中学受験面接の質問」に焦点をあてて詳しく対策などをご紹介していきます。
中学受験の面接でほぼ聞かれる5つの質問

質問①志望動機
中学受験の面接において、ほぼ間違いなく質問されることは「志望動機はなんですか?」です。
これはほとんどの面接で質問されるため、明確に答えられる様にしておくことが大事です。
受験する中学校のどんなところに惹かれたのか?ということは、学校側がもっとも知りたい部分の1つだからです。
質問②長所と短所
次に「あなたの長所と短所はなんですか?」という質問も高い確率で聞かれます。
人間性を見られる大切な質問ですが、良く見られたい一心で長所をオーバーに話したりするのは良くありません。
チャーミングな部分でも「自分らしさ」が伝わることが大切です。
また短所も隠すのではなく、長所にも繋がりそうなことを考えておくのがおすすめです。
質問③何を頑張ってきたか?
「小学校では何を頑張りましたか?」という質問に対しては、子供が頑張ったことや熱中したことを自信を持って話すことが大切です。
たとえ小さなことでも、素直に真っすぐ話す姿を見られています。
実際に活躍したことがあるなら、きちんと話してアピールしてください。
質問④頑張りたいことは?
「中学校で頑張りたいことは何ですか?」という質問にも、自分がやりたいことや目標を正直に話すことが重要です。
志望動機と重なることがあると思いますが、表現を少し変えるだけで良いです。
質問⑤最近のニュース
「最近気になったニュースはなんですか?」という質問は、日頃どれだけ時事問題に関心を持っているのかを聞かれています。
ニュースを見たりわからないことを調べながら、普段の生活の中で知識を身につけておくと焦ることがありません。
また世界情勢など難しいことが苦手な場合は、スポーツなど興味のあることから入るのも良いです。
毎日の生活で家族とニュースについて話すことで、すんなり頭に入ってくるので親の出番ともいえます。
面接におすすめ
中学生にわかりやすい文面で面接にとても効果的な新聞です。
また毎日届くので「新聞慣れ」できます。
詳しくはこちら
中学受験面接の質問回答で注意したい5つのポイント

- 一般的な礼儀正しさ
- 優等生的なアイデア
- 最後まで合格のために戦い抜こうとする意志
- 前向きな態度
- 今までの努力を元にした自己肯定
この5つのポイントについて詳しくご説明します。
①一般的な礼儀正しさ
まず礼儀に関してですが、ノックをして声掛けをされてから入室する、入退室時にはドアの開け閉めの間には「挨拶と一礼を挟む」など。
面接における基本的なマナーはもちろん踏襲すべきです。
また一般的に礼儀正しいと言われる言葉遣いや、しっかり立ち座っていると言った気持ちの良い振る舞いを心掛けるのがよいです。
服装に関してはフォーマルスタイルを選び、学校の制服があればそれでその基準をクリアします。
私服の場合でも、それに準じた形で自分で考え組み立てられていれば大丈夫です。
とにかく地味にすることが大事なのかと迷うこともあるかもしれませんが、そういうことではありません。
場に合ったスタイルで健全な人格であると示せる方が、学校という場により相応しいとされ歓迎されるようです。
②優等生的なアイデア
次に受け答え時について、話す内容は奇をてらわず正当なアイデアから考えること。
いわゆる優等生的な発想が大事です。
人物として「良い」という方向性について満たすべき基準を満たし、マイナスがないというのが先生方の見ている視点になります。
③最後まで合格のために戦い抜こうとする意志
面接時は緊張もするし、学科試験の内容によっては非常に微妙な心持ちからのスタートとなることがあるかもしれません。
そんな時でも負けずに最後まで自分の心構えを持ち直して、最後まで戦い抜こうとする姿勢を忘れずにいることが大切。
先生方は志望動機とそれに関わる当人のやる気、解決方法の出し方というような観点でチェックをしています。
自分は戦える人物であるというアピールをすることが大事ではありません。
年齢相応に、自分は今試験中であることの謙虚さ。
ぜひとも合格したいという姿勢が自然に伝わればとても素晴らしいです。
④前向きな態度
自分の短所などネガティブなことについて話さなければならなくなった場合も、前向きな態度を心掛けることです。
ダメなところがあったけれど、あるキッカケで解決できたなど。
または解決していない問題でも、自分はこう解決させたいといった「未来に意思を持っている考え」を言うことが出来るとベストです。
⑤今までの努力を元にした自己肯定
中学受験のために、今までしてきた努力を元にした自己肯定感を忘れずにいること。
終始謙虚に受け答えをすることが大切ですが、それは自分を低く下げることとは全く違います。
試験中は何度も試されているかのような局面に会いますが、自分はこの学校に入りたくて努力をここまでやったことを思い出す。
また自分の強みとなる具体的エピソードを話す場面で、誰もが納得するような晴れがましい成績がなくてもOK。
中学受験は親御さんと一緒の三者面接であるかもしれません。
その場で親御さんとの意見の食い違いが出る場合もあるでしょうが、親子喧嘩ではなく自分の意見をしっかり言うことが重要になります。
人気記事
➝【中学受験面接】朝日小学生新聞の内容・効果・料金など感想を口コミレビュー
おすすめ記事