小学生の通信教育を「より効果アップ」させる使い方

通信教育の基礎知識

【元塾講師より】小学生の通信教育を「より効果アップ」させる使い方

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こんにちは元塾講師TSUTOMUです。今回は小学生通信教育を「より効果アップさせる使い方」について詳しくご紹介します。

ただし、ここで取り上げる通信教育はタブレット学習など「ネット教材」です。

なぜなら紙学習教材よりも、すでに多くの機能によって学習効果アップが期待できるスタイルだから。

さらに「映像授業が搭載されたネット教材」をモデルにしてご紹介します。

 

小学生の通信教育をより効果アップさせる使い方

小学生の通信教育をより効果アップさせる使い方

小学生の通信教育「ネット教材」は通信教育で考えられる3つメリットと驚きの勉強効果でもご紹介した通り、3つの効果(時間・苦手解消・定着)が期待できるものです。その効果をさらにアップさせるための使い方を解説していきます。

 

通信教育の使い方①映像授業で予習・復習をする

通信教育の使い方①映像授業で予習・復習をする

まず通信教育の使い方1つめが「映像授業」をうまく使うことです。

さきほどご紹介したようにここでは「映像授業」が搭載されたネット教材をモデルに解説しますが、すでに映像授業があるというだけで学習効果はかなりアップします。

さらにその効果アップを図るための使い方が、映像授業を「予習・復習」にしっかりと使うことになります。

映像授業の大きなメリットは、過去や未来の授業を何度でも見られる部分。

したがってそのメリットをしっかりと使うことによって、より高い学習効果が期待できるようになります。

 

通信教育の使い方②勉強の流れを一定にする

通信教育の使い方②勉強の流れを一定にする

小学生に限りませんが、勉強というのは基礎力~定着まで「流れ」に沿って進めることが重要です。

自分の学生時代を思い出してみていただきたいのですが、なぜか頭に入ってこない‥というときは「勉強の流れが逆になっていた」という事はないでしょうか。

つまり基礎力が身についていないにも関わらず、その単元の問題を解こうとしていたとき。

基礎を理解できていないのに問題を解こうとしてもムリで、しっかりと勉強の流れに沿って取り組むことが大切です。

この「勉強の流れ」というのは通信教育にも当てはまること。

基礎~数稽古~定着までの流れに沿って取り組むことで、より通信教育の効果をアップさせることにつながります。

 

通信教育の使い方③E-ラーニングシステムに従って取り組む

通信教育の使い方③E-ラーニングシステムに従って取り組む

通信教育には2通りのタイプ(紙学習・ネット学習)がありますが、とくにネット学習はお役立ち機能満載なのが特徴です。

とくにベースとなっている「E-ラーニングシステム」は人間の範囲を超えた的確なアドバイスをしてくれるのが最大のメリットで、このメリットを活かさない手はありません。

この「E-ラーニングシステム」は取り組んだ内容をすべて”データ化”をして、自動的に毎日の学習へフィードバックしてくれます。

自分で勉強の段取りを考えるよりもはるかに正確な判断をしてくれるため、E-ラーニングシステムが提供してくる学習内容に沿って取り組むことでより効果アップが期待できます。

 

小学生向け通信教育でおすすめしない使い方

小学生向け通信教育でおすすめしない使い方

小学生へ通信教育を考えるときに「おすすめできない使い方」を避けることで効果的な家庭学習を実践できます。そこで私が感じる3つの通信教育のおすすめできない使い方をご紹介します。

 

通信教育のおすすめしない使い方①一部の教科しか利用しない

小学生向け通信教育「ネット教材」は、一般的に基本教科を勉強できる教材がほとんどです。

さらにネット教材はサクサクとスピーディに勉強をこなすことができるため、時間効率アップを図るのに最適なスタイルになります。

したがって複数教科を時間効率よく勉強できるのが通信教育(ネット教材)の大きなメリットになりますので、一部の教科しか取り組まないというのはおすすめできない使い方です。

 

通信教育のおすすめしない使い方②機能を十分に使っていない

ネット教材に搭載されている機能は、より学習効果を高めるために構成されています。

この機能をしっかりと利用することで学習効果が大幅にアップしますが、すべてを把握することなくせっかくのお役立ち機能を活かし切れていない場合も多いものです。

この「機能を活かしていない」というのも、通信教育(ネット教材)でおすすめできない使い方になります。

 

通信教育のおすすめしない使い方③空き時間を有効利用できていない

通信教育(ネット教材)は、空き時間でも多くの学習を進められるよう構成されています。

とくに先ほどご紹介した「E-ラーニングシステム」によって取り組むべき学習内容が提供されるため、空き時間を使って取り組むことでより学習効果アップにつながるものです。

とくにタブレット端末で取り組めば、ネット環境さえあれば場所を選ばず取り組めます。

またオフラインでもデータがダウンロードされている部分に関しては勉強できるため、いかに空き時間を有効に使うかによってネット教材のメリットを活かせるかどうかが決まってきます。

したがって「空き時間を利用していない」というのはおすすめできない通信教育の使い方になります。

 

小学生向け通信教育の使い方まとめ

TSUTOMU

小学生の通信教育を「より効果アップさせる使い方」についてご紹介してきました。これで普通に使うよりもさらに高い学習効果を得ることが期待できます。

ここで「映像授業の搭載された通信教育(ネット教材)」をモデルにした理由は小学生タブレット通信教育で成績アップをめざす!意外と「映像授業」が重要なカギ!でも解説していますので興味があればご覧ください。

小学生に通信教育(ネット教材)で勉強をさせるとき、この使い方によって学習効果がかなり違ってきます。

ぜひ通信教育のパフォーマンスを最大に活かせるよう、しっかりと使い方をマスターなさって効果の高い家庭学習を実践されてください。

 

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