小学生には通信教育がいい?それとも学習塾?
そんなふうに考える家庭も多いですが、どうしてもなかなか決まらないですよね。
そこで通信教育と学習塾の違いから、3つのポイントとして選ぶときの基準を考えてみてはいかがでしょうか。
小学生には学習塾?通信教育?「時間効率」
まず小学生に学習塾と通信教育を考えるときに「時間効率」を想像してみましょう。
明らかに大きな違いは”通塾”の必要があるかどうか?という点。
通塾だけでも準備から考えると1回で1~2時間は取られるので、わりと大きなロスにつながります。
「昔から学習塾は通塾に時間が掛かるのは当たり前」
もしそんなふうに思っているのであれば、少し今の時代にシフトした方がいいかもしれません。
最近では学習塾の”進化形”として通信教育が発達してきています。
つまり自宅にいながら学習塾と同様の勉強ができる、という時代なんですね。
通信教育といえば、あまり勉強にならない‥と思っている家庭も多いですが本当でしょうか。
自分が子供のころはいわゆる”紙教材”が一般的でしたが、いまは「ネット教材」が主流。
この2つを比べてみても、勉強できる情報量には膨大な差があるものです。
まずはこの「通塾」にかける時間を考えてみてはいかがでしょうか。
その時間をべつの勉強にまわす、など使い道を考えてみるのもいいと思います。
すると通信教育の時間効率の良さが見えてくるはずです。
小学生には学習塾?通信教育?「費用」
小学生に学習塾か通信教育を考えるときの2つ目「費用」についてです。
これは直接的に子供へ関わる部分ではありませんが、家計も大事なポイントのひとつ。
とくに安月給のサラリーマンにとっては月謝というのは大きな痛手です。
まず学習塾の費用を「10」と考えると、通信教育の費用は「1~5」といったところ。
これは大げさでも何でもなく、実際に調べてみるとそんな数字になるはず。
高くても学習塾の半額で収まる、というのが通信教育の費用です。
明らかに学習塾よりも安く収めることができて、さらにほかの勉強にも使えますね。
学習塾の費用は、数学と英語でだいたい2万円あたり。
これが通信教育になると5教科1,000円+オンライン英会話2,000円台という使い方もできます。
少しでも多くの勉強ができるのは、子供の成績に大きく響く部分といえます。
少しでも多くの勉強をと考えるのであれば、通信教育の費用は魅力的です。
小学生には学習塾?通信教育?「場所」
最後に学習塾と通信教育では「場所」の概念が違うということ。
学習塾は自宅から通える範囲にある必要がありますが、通信教育ではどこでもOK。
つまり通信教育は場所を考える必要がないのがメリットです。
こんなことがありませんか?
「ネットで調べて良さそうな学習塾があるけど近くになかった‥」
これが学習塾の欠点なんですね。
それに対して通信教育は、どんなに有名で優秀なものでも場所を選びません。
昔の”紙教材”の時代では郵送費用がかかったりする地域もありましたが、今の主流となっている「ネット教材」ではそんな心配もまったくなし。
学習塾と同じように、通信教育にも”偏差値”の概念があります。
場所を考えず、本当に”中身”だけを考えて選ぶことができるのは通信教育の良さです。
小学生には学習塾?通信教育?まとめ
小学生に学習塾と通信教育を考えるときに、基準となる3つのポイントをお伝えしました。
私はぶっちゃけ通信教育を選んだ方がいいと思っています。
もし「通信教育はイマイチ勉強にならない‥」ということであればおすすめしませんが、実際に体験してみると学習塾と同レベルかそれ以上の教材もあるものです。
これは文部科学省のデータで、どんな学校外学習をやっているか?というもの。
参考文部科学省「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」より
まだ平成30年度のデータは出ておらず少し古いデータになりますが、それでも学習塾よりも通信添削(通信教育)の伸び率が大幅に大きくなっています。
さらに今ではこの傾向がもっと大きくなっていることが予想されます。
それだけの勉強ができて、さらにほかにも英会話などを並行してできる。
これなら子供の学力に差が出るのも当然の結果。
今の時代は「通信教育の同時進行」をしている家庭も多いです。
昔のスタイルから頭の中を一新して、今の時代をよく見つめてみることも必要かもしれません。
小学生には学習塾と通信教育、どっちがいいと思われますか?
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