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【元塾講師が解説】小学校低学年むけ勉強の遅れをとり戻す3つの改善方法

更新日:

TSUTOMU

こんにちは元塾講師TSUTOMUです。

今回は「小学校低学年にむけた勉強の遅れを取り戻すおすすめの方法が知りたい」という疑問に答えます。

小学校低学年にむけた勉強の遅れ対策といっても、ここでは小学校の教師向けではなく「家庭向けおすすめ対策」について私の考え方を話します。

したがって小学校の教師に向けた対策ではないのであらかじめご了解ください。

 

小学生低学年に勉強の遅れが生じるおもな理由

小学生低学年に勉強の遅れが生じるおもな理由

私的には次のような理由により、低学年に勉強の遅れが発生すると思っています。

  • 小学校で授業内容をしっかり聞いて(理解できて)いない
  • 効果を期待できる家庭学習が構築されていない
  • 楽しさが感じられず家庭学習に取り組めていない

すべての原因に共通するのが、家庭学習内容・やる気の欠落になるかと。

私としてはこれら勉強の遅れとなる原因について、1つずつ改善するというよりも「総合的な改善」がおすすめ。

とくに「家庭学習の改善」に着目することで、結果的に勉強の遅れに適した対策が期待できます。

つぎの項目で、具体的な改善方法について説明します。

 

小学校低学年「勉強の遅れ」をとり戻す3つの改善方法

小学校低学年「勉強の遅れ」をとり戻す3つの改善方法

低学年にむけた勉強の遅れ対策として、私はつぎの方法が効果的と思っています。

  1. 家庭学習に「つまずき解消」を導入する
  2. 親も一緒になって「楽しさ」のある勉強方法を模索する
  3. 毎日の勉強をルーティンワーク化する

つまり「家庭学習の加速」「やる気アップ」につながるため、とくにこの3つを意識しておくということ。

結果的に勉強の遅れ解消につながりやすく、極めて合理的な改善方法になると思っています。

さらに詳しく、これら3つの改善方法について解説します。

 

家庭学習に「つまずき解消」を導入する

家庭学習に「つまずき解消」を導入する

家庭学習では「復習」「現時点の学習」を中心に取り組んでいると思いますが、これにプラスして「つまずき解消」を導入することで勉強の加速が期待できます。

つまずき解消というのは、過去の未理解部分を明確にする作業。

なぜなら過去のつまずきが影響することで、現時点の勉強に遅れが生じている1つの理由でもあるため。

したがって「つまずき解消」を導入することは、結果的に「根本的な勉強の遅れ改善」にかなり有効な方法であると私は強く感じます。

ただし注意したいのが、つまずき解消を導入することで他の部分がおろそかにならないこと。

あくまでも今の家庭学習につまずき対策をプラスすることで、より学習内容が充実することによってはじめて勉強の遅れ解消が期待できます。

またつまずき解消で重要となるポイントが、徹底的に「くまなく理解させること」になるかと。

とにかくスピード感をもって1つの未理解部分も残らないよう、すべての教科において疑問解消していくことでより勉強の遅れ改善につながりやすくなります。

家庭学習にプラスしてつまずき解消を導入すると、もちろん時間を要するといった問題も出てきます。

できれば家庭学習時間に大きな変化を加えず、似通った時間内で全てこなすことも重要。学習内容が増えることで時間も増やしてしまうと、勉強を加速させる目的で取り組む意味としてかなり薄くなってしまうので注意が必要です。

この取り組みによって勉強を加速させ現時点における遅れ改善が期待でき、さらに過去のつまずき解消にもつながるため、結果的に成績アップ効果も期待できる一石三鳥の改善策になります。

 

親も一緒になって「楽しさ」のある勉強方法を模索する

親も一緒になって「楽しさ」のある勉強方法を模索する

とくに小学校低学年の場合は、家庭学習に「楽しさ」を取り入れることが遅れ改善効果につなげやすい1つの手段です。

楽しさの要素については何でもよく、イラストの多い教材やゲーム性のある教材を使うことだったり、親が勉強を楽しく感じる工夫を施すなどさまざま。

勉強の楽しさを取り入れることによって、勉強の加速はもとよりモチベーションアップが期待できます。

楽しさによるモチベーションアップ効果は極めて高く、毎日の家庭学習に影響するため学習効率アップや継続性にもつながりやすい施策。

したがって低学年における勉強の遅れ改善に、かなり期待できる1つの良い手段になります。

ただし勉強の楽しさについて注意すべきは、決して遊ばせることではないと。

遊びの範囲まで到達してしまうと逆に効果が薄れるので、あくまでも「勉強に楽しさを加える」といった感覚で取り入れることが重要です。

 

毎日の勉強をルーティンワーク化する

毎日の勉強をルーティンワーク化する

毎日の家庭学習を「同じリズムで取り組む」というのは、結果的に勉強の遅れを取り戻すための改善策につながりやすいものです。

なぜなら同じリズムでルーティンワーク化することによって頭の中が整理され、より効率的な家庭学習へつながるため。また「今日の勉強範囲・内容」がハッキリと分かることで、より学習効率アップによる加速化が期待できるおすすめの改善方法です。

このルーティンワークを具体的にいえば、まず学習目標をしっかり定めること。

たとえば1年間のスケジュールを決めて毎月やるべき勉強内容を定める、さらに1日の勉強内容を具体的に細かく抽出して取り組んでいく。

まずは学習スケジュールが定まることによって、はじめて家庭学習のルーティンワーク化ができます。

ただしルーティンワーク化を導入したあとは「勉強の惰性化」に注意が必要で、同じリズムになることで勉強が怠慢とならないようチェックすることがおすすめ。

まずは家庭学習のスケジュール立て、さらにルーティンワーク化。

先ほど解説した「プラス徹底したつまずき解消」を加えたうえで、同じリズムで勉強効率を最大化することで遅れを解消しやすくなります。

 

小学校低学年におすすめ「勉強の遅れ対策」を倍速させる通信教育

小学校低学年におすすめ「勉強の遅れ対策」を倍速させる通信教育

低学年における勉強の遅れ対策として、私はつぎの3つを提案してきました。

  1. 家庭学習に「つまずき解消」を導入する
  2. 親も一緒になって「楽しさ」のある勉強方法を模索する
  3. 毎日の勉強をルーティンワーク化する

いずれにおいて1つも欠かせない重要なポイントで、すべてをバランスよく実践することで効果が期待できます。

とはいえ親のほうにも仕事など都合があり、実践までは難しいという場合もあるかと思います。

そんなときに勉強の遅れ対策がスムーズにできて、しかも効果倍増を期待できる方法が「通信教育の利用」であると私は強く感じます。

もし興味があれば「低学年の勉強遅れ」において私が選ぶ、極めて効果的な通信教育をぜひ参考にしてみてください。

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低学年の勉強遅れにおすすめ①デジタル教材すらら

低学年の勉強遅れにおすすめ①デジタル教材すらら

おすすめ理由 勉強の遅れ対策において極めて効果的なコンテンツが揃う
つまずき解消 映像授業・つまずき診断システム
楽しさ アニメーション授業・ゲーミフィケーション
ルーティンワーク化 AIシステムによる目標設定

TSUTOMU

低学年の勉強遅れにおいて「無学年方式」「文部科学大臣賞」など、名実ともにおすすめといえるデジタル教材です。

とくに無学年方式が勉強の遅れにかなり有効で、学年関係なく自由な分野(単元)を学習できるため、今までの遅れ部分をすべてに取り組むことが可能。

したがって勉強の遅れを取り戻すという観点において、私はかなり適した通信教育になると思います。

また「つまずき診断機能」によって過去の未理解解消へつなげやすく、楽しさを感じられるアニメーション映像授業によって継続性アップも期待できるのもメリット。

低学年が勉強の遅れとなる原因の、総合的なケアにつなげやすいコンテンツが充実したデジタル教材です。

アニメーション映像授業もスモールステップで進むといった特徴があり、少しの解説があれば確認問題の繰り返し。この特徴的な授業解説によって、かなり理解効果が期待できる映像授業というのも大きなメリットになります。

革新的ともいえる「すららの映像授業」を無料体験できるので、ぜひ覗いてみることをお勧めします。

すらら☑ すららの無料体験はこちら。

https://surala.jp/

 

レビュー記事:すららの口コミレビュー

 

低学年の勉強遅れにおすすめ②進研ゼミ

おすすめ理由 質問できる双方向ライブ授業により勉強の遅れ解消が期待できる
つまずき解消 双方向ライブ授業・W解き直しシステム
楽しさ キャラクター演出
ルーティンワーク化 AIシステムによる自動目標設定

TSUTOMU

とくに「W解き直しシステム」があることで、低学年の勉強遅れをしっかりと改善が期待できる通信教育です。

勉強の遅れがあるとき重視したいポイントとして「つまずき解消」がありますが、いままでの未理解部分を根本的に解消へつなげられる施策がこのW解き直しシステム。AIシステムによってミスの多い問題が抽出され、正解するまでしっかり取り組めるといったメリットがあります。

また楽しさにおいても十分で、とくにキャラクターが前面に出て演出するといった派手さはありません。しかしビジュアル面の演出が控えめであるからこそ勉強へ重点を置きやすく、楽しすぎずバランスに優れるデジタル教材ともいえるかと私は思います。

双方向ライブ授業もいたって便利で、とくに質問できるライブ授業なので疑問解消につなげやすいのが特徴。質問のできるライブ授業というのは通信教育でほぼ見られず、勉強の遅れを取り戻すために効果的な授業スタイルといえます。

進研ゼミは2通りのスタイル(紙教材・デジタル教材)があり、勉強の遅れ対策としておすすめはデジタル教材「チャレンジタッチ」のほう。紙教材は過去範囲にとり組めないので、もし選ぶならデジタル教材が効果的です。

進研ゼミ進研ゼミの無料お試し教材など詳細はこちら。

【進研ゼミ小学講座】

 

レビュー記事:進研ゼミの口コミレビュー

 

低学年の勉強遅れにおすすめ③デキタス

低学年の勉強遅れにおすすめ③デキタス

おすすめ理由 ワンタッチさかのぼり機能により遅れ解消が期待できる
つまずき解消 映像授業・さかのぼり機能
楽しさ キャラクター演出
ルーティンワーク化 AIシステムによる目標設定

TSUTOMU

デキタスのもっとも特徴といえるのが、瞬時にジャンプできる「さかのぼり機能」です。

このさかのぼり機能を使うことによって今の学習内容が理解できない場合でも、以前の関連する単元へ飛べるのでかなり便利。したがって勉強が遅れているときでも、ぴったりの勉強に取り組めるといったメリットが備わっています。

楽しさの面においてもビジュアル面からすでに優秀で、映像授業やドリル機能とったコンテンツ全てが楽しさを感じられるビジュアルで構成。したがって家庭学習に楽しさを導入したいという場合にも、まず間違いなくクリアできるデジタル教材になります。

1つだけ欠点を挙げるとすれば、映像授業の講師役がすべて城南コベッツグループによる講師陣のため、やや聞き取りづらい場面があること。講師によって聞き取りやすさは異なりますが、あまり舌の回らない講師はこのような欠点が見られることもあります。

とはいえ費用の安さからすると総合的にコスパに優れた通信教育で、低学年にはビジュアル面による楽しさをはじめ、全体構成がシンプルで家庭学習として取り組みやすい内容。ドリル機能における問題数も豊富なため、基礎理解から定着まで一通りの勉強ができる通信教育になります。

デキタス☑ デキタスの無料体験がこちらでできます。

通信教育ならデキタス

 

レビュー記事:デキタスの口コミレビュー

 

まとめ

今回は「小学校低学年にむけた勉強の遅れを取り戻すおすすめの方法が知りたい」という疑問に対して、私がおすすめする3つの改善方法、また改善効果の加速が期待できるおすすめ通信教育という形で答えてきました。

いずれかの方法により「低学年の勉強遅れ改善」が大きく期待できるので、ぜひ実践されてみてください。

小学校低学年で勉強に遅れが生じるときは、だいたい子供のやる気または家庭学習内容が原因となっている場合が多いもの。

ということは家庭学習内容をしっかりと改善して、子供のやる気アップを図るといった行動が必要。

これらの原因および改善方法として無理が生じるスタイルではなく、いたって自然な形で改善を期待できるのが私が解説してきた方法になります。

まずは「勉強が遅れる根本的な原因」についてしっかり理解し、表面だけではない原因解明が重要。

この答えについて話してきたので、ぜひ小学校低学年の勉強遅れ改善に向けて「私が考える超効果的な改善策」に取り組んでみてください。

 

TSUTOMU

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