こんにちは元塾講師TSUTOMUです。
今回は「小学生から高校受験対策させたいときの通信教育が知りたい」という疑問に答えます。
中学受験の間違いでは⁉と思われるかもしれませんが、今回は「小学生の高校受験」についての情報です。いわゆる先取り学習、飛び級と呼ばれる勉強方法になります。
小学生から高校受験にむけた対策をするときは、志望校の特性や偏差値を考慮して考えることがかなり重要。いわゆる「飛び級」「超先取り学習」というスタイル。
通信教育選びにおいても、これらの要素を満たしていることが求められます。
そこで「公立高校をめざす」「難関私立高校をめざす」という2つの目標に沿って、それぞれベストな通信教育について塾講師の経験をもとに選び方を解説します。
小学生の家庭学習「高校受験対策」できる通信教育の選び方
公立高校、難関私立高校いずれの対策においても、通信教育にはつぎの要素が不可欠です。
- 無学年方式で「先取り学習」ができる
- わかりやすい「映像授業(解説)」が備わっている
- 豊富な問題数で「定着」を図ることができる
いずれの目標にも共通する必須要素で、これらの基準をクリアしていることが通信教育のポイント。
さらに詳しく通信教育選びのポイントについて解説します。
無学年方式で「先取り学習」ができる
小学生が高校受験対策を行うとき、まずもって通信教育に必須となる要素が「先取り学習」になります。
そこで重要となるのが無学年方式が採用されていることで、小学生範囲だけではなく中学生範囲も履修できることで先取り学習にとり組めるということ。
したがって通信教育選びにおいては、つぎのポイントに着目するのがおすすめです。
- 紙教材‥現時点の学習はできるけど先取り学習はできない。
- デジタル教材‥インターネット特性から無学年方式を選べば中学生範囲まで履修できる。
- オンライン指導‥学習範囲の拘束がないため高校受験対策ができる。
通信教育のスタイルには、おもにこれら3つが挙げられます。
そのなかでも小学生の高校受験対策として有効といえるのが「デジタル教材」「オンライン指導」という2つで、いずれかの通信教育を選ぶことによって小学生でも高校受験対策が可能となります。
いってみれば、通信教育の特性によって高校受験対策の可否が決まるということ。
無学年方式で履修できて、しっかりと高校受験範囲を先取り学習できることが通信教育選びにおいて重要。
したがって小学生の高校受験対策として通信教育を選ぶときは、中学生範囲までしっかりと履修できる通信教育スタイルをまずは選ぶことが必須です。
もう一度言っておきますが、選ぶべきは「デジタル教材」「オンライン指導」の2つです。
わかりやすい「映像授業(解説)」が備わっている
とくに小学生が高校受験対策をするときは、未知の領域に対する「正しい理解」が必要になります。
小学生範囲を超越して中学生範囲を学ぶためには、わかりやすく理解しやすい解説がどうしても必須要素。通信教育においてもこの「解説」はとくに重要といえるポイントになります。
この解説要素については、通信教育スタイルに関わらずいずれにも共通する認識。
紙教材であればスペースを有効に利用してより詳しく解説される、デジタル教材においては映像授業の質が高い、オンライン指導では指導力ある講師陣、といったようにスタイルは異なれど解説に力を入れ工夫のあることが好ましい通信教育といえます。
とくに小学生が高校受験対策を実践する場合には、より理解しやすく噛み砕いた解説が必要。
したがって中学生対応で途中を省いたりする解説ではなく、しっかりと細かく網羅性のある解説となっていることが通信教育に求められます。
通信教育をいくつか比較してみると、わりと解説内容が違うことに気づくもの。
秀逸な通信教育では「想像以上に詳しく解説されわかりやすい」という場合や、また逆に「話が飛んでしまい理解しきれない」といった解説まで千差万別。
したがって小学生が高校受験対策をするための通信教育選びにおいては、この「解説」についてもしっかりとチェックすることがおすすめです。
豊富な問題数で「定着」を図ることができる
小学生が高校受験対策を実施するとき、わかりやすい解説と同時に「定着」というのも通信教育選びの判断材料となります。
この定着というのはより多くの問題数が備わっており、数稽古を行うことで基礎力の確実性アップを図るという至って基本的な学習内容。
わかりやすい解説があるだけでは片手落ちで、同時にこうした多くの問題数が備わっていることも必須条件です。
とくに小学生が高校受験対策を行う場合は、未知の領域を履修するため「基礎理解&定着」という2つをしっかりと学べることが極めて重要。
したがって基礎理解と同時に、この定着につなげる問題数についても要チェックです。
この問題数というのは多ければ多いほど好ましく、なぜなら同じ分野・単元からの出題でも、角度が異なればまったく考え方も違ってくるため。
1つの単元から1問出題されていればいいと安心することなく、しっかりと有意義な高校受験対策を行うためにも同一単元から複数の出題がされている通信教育を選ぶことで効果的な家庭学習につなげやすくなります。
いずれの通信教育スタイルにおいても共通する概念となるので、形は違ってもこの「定着・問題数」についてはしっかりと確認しておくことがおすすめです。
小学生が高校受験対策をするとき、通信教育を選ぶポイントは理解できたかと思います。
さらに私がおすすめと感じる通信教育について、次の項目で解説します。
小学生の高校受験対策におすすめ通信教育ベスト3選
先ほどお話ししたように、小学生の高校受験対策として紙教材は適さないため除外します。
残るデジタル教材、オンライン指導の2つから、とくに優秀な通信教育はつぎの通り。
- デジタル教材すらら(公立高校向け)
- デジタル教材スタディサプリ(公立高校向け)
- オンライン家庭教師 e-Live(難関私立高校向け)
デジタル教材は「基本部分」を履修できるため、とくに公立高校受験に最適な通信教育になります。
またオンライン指導は高い講師レベルなどの特性から、とくに難関私立高校への受験に適した通信教育スタイルになります。
さらに詳しく、おすすめ通信教育3選について解説します。
小学生の高校受験対策におすすめ①デジタル教材すらら
目指せる志望校 | 公立高校全般 | わかりやすい解説 | 映像授業 |
先取り学習 | 無学年方式(小1~中3) | 定着要素 | ドリル・テスト機能 |
小学生~中学生全域まで無学年方式で学べる、高校受験対策として極めて有効なデジタル教材です。
もちろん小学生全般においての学習も可能で、現時点における成績アップを目指す場合にもかなりの効果が期待できる構成。
さらに中学生範囲も自由に学べるため、先取り学習もやり放題で徹底した高校受験対策ができます。
小学生が高校受験対策を行うときにネックとなるのが「理解へつながりやすい解説不足」ですが、このすららの場合はスモールステップ進むわかりやすい映像授業が特徴なのでその点においても問題なし。
無学円方式で学年ではなく分野で学べるため、スムーズに先取り学習が
できるデジタル教材になります。
全体の講師としてはイラストやアニメーションにより幼さを感じますが、内容的にはかなり高レベル学習までしっかりと履修できるため必要十分な高校受験対策が可能。
実際に中学生が高校受験対策における利用としても実績があり、高品質な家庭学習が期待できる通信教育です。
もし小学生にとって不明と感じる分野・単元があれば、AIシステムによる学習サポート(つまずき診断機能)などで理解につなげやすいのも大きな特徴。
最終的に理解できない場合は、塾講師によるサポート体制もあるので充実した高校受験対策ができます。
デジタル教材のため基礎学習範囲までとなり、公立高校全般における対策としては十分に対応可能な内容となっています。
☑ 詳細・無料体験はこちら:すららの口コミレビュー
小学生の高校受験対策におすすめ②デジタル教材スタディサプリ
目指せる志望校 | 公立高校全般 | わかりやすい解説 | 映像授業 |
先取り学習 | 無学年方式(小4~中3) | 定着要素 | 豊富な演習問題 |
小学4年生から中学生範囲まで履修できるデジタル教材で、神授業講師のわかりやすい解説が大きな特徴です。
リクルートが運営しているスタディサプリは歴史も長く、費用が安いけれども高品質といった太鼓判の張られている有名なデジタル教材。
実際に内容的に考えても映像授業をはじめ豊富な演習問題など、
極めて高い学習効果が見込まれる通信教育になります。
小学生からの高校受験対策においても、神授業講師による映像授業でわかりやすく履修できるのがメリット。実際に授業を見ると「理解できるよう多角的な解説」が行われており、まずもって理解できないといった要素を感じることはまず当てはまらない映像授業です。
さらに定着要素についても優秀で、かなり豊富な演習問題によって徹底した数稽古が可能。
映像授業用のテキストで視覚的に理解しやすい工夫、さらに同じ数だけ用意された演習問題によって、小学生からでも理解しやすく充実した高校受験対策が期待できる構成となっています。
映像授業のクオリティでいえば、まず第一候補といえる通信教育になります。
☑ 詳細・無料体験はこちら:スタディサプリの口コミ
小学生の高校受験対策におすすめ③オンライン家庭教師 e-Live
目指せる志望校 | 私立高校全般 | わかりやすい解説 | 高クオリティの講師陣 |
先取り学習 | マンツーマン指導 | 定着要素 | 課題提供 |
基礎範囲における学習としても有効ですが、とくに難関私立高校の特殊問題への対応策として極めて有効となるのがこのオンライン家庭教師です。
オンライン家庭教師という指導方法の大きな特徴は、マンツーマン指導でピンポイント学習ができること。
したがって疑問解消における質問が自由に可能で、一般的な通信教育や学習教材などでは学べない範囲まで履修できるというのが最大のメリットになります。
この特性から難関私立高校で出題される、高難易度の応用問題への対策もしっかりと学ぶことが可能。
また高クオリティの講師陣が在籍していることで難関私立高校の経験者などから、出題傾向をはじめ解き方のコツなどを学ぶこともできるため高偏差値の私立高校受験においては極めて効果が期待できる通信教育スタイルです。
ほかにもオンライン家庭教師はいくつかありますが、その中でもとくに優秀なのがこの e-Live になるかと。
実際に講師一覧を見るとわかりますが「紹介制」によって集まった高レベルの講師ぞろいで、ほかのオンライン家庭教師をはるかに凌ぐクオリティであることが見て取れます。
もし小学生から難関私立高校の受験を考えていれば、かなり高い学習効果が期待できる通信教育になります。
☑ 詳細・無料体験はこちら:オンライン家庭教師「e-Live」の口コミ
まとめ
今回は「小学生から高校受験対策させたいときの通信教育が知りたい」という疑問にたいして、
という形で答えてきました。
小学生の高校受験対策として通信教育を考えるとき、もっとも重要となる
ポイントが「先取り学習可能」という部分。
一般的に通信教育というのは現学年に沿った学習しかできないので、その前提条件として紙教材は省き、デジタル教材およびオンライン指導から「無学年方式」を選ぶことが重要になります。
また高校受験対策のできる通信教育というのは、当然ながら小学生範囲においても履修できるのが基本。
したがって条件の揃った通信教育は現学年における履修もでき、しかも高校受験対策もできるため極めて有意義な家庭学習を実現できるのも大きなメリットです。