小学生タブレット通信教育はいつから始めるのが最適なの?
そんな声もよく耳にしますので、スタートのタイミングと勉強の難易度についてお伝えします。
小学生タブレット通信教育のスタートはいつから?
基本的にいつから始めてもいいのですが、まずこれをご覧になってみてください。
私がこれまでの経験値から作成したグラフです。
これはイチガイにはいえませんが、ざっとした学年別の難易度を表したものです。
横軸が学年、縦軸が難易度です。
もちろん子供によっても「難しい」と感じるポイントは異なりますが、一般的にはこのようなグラフになることが多いといわれています。
つまりこのグラフをベースとして考えると、小学5年生で難易度がグッと上がっています。
学習内容としてもいちばん山場になるのが小学5年生で、6年生になるとそこまで。
6年生は復習や緩やかな積み上げが中心となるため、その前の5年生が難易度が高まっているわけなんですね。
つまりこのデータをもとにして考えてみると、最適なスタートは小学5年生のとき。
ただし積み上げ学習の「国算英」については少しでも早いうちから始めておくとよりいいですね。
これはあくまでも1つの指標になりますので、参考程度に考えてみてください。
いつから小学生タブレット通信教育を始めているか?
一般的にはいつから始めているのか?について調べてみました。
文部科学省の公表しているデータではこのようになっています。
※ここで参照しているデータは文部科学省「子どもの学校外での学習活動に関する 実態調査報告」より抜粋しています。
この表ではいつから?というところまではわかりませんが、7~8割程度の小学生は何らかの学校外学習にとり組んでいることがわかりますね。
むしろ中学生1~3年生よりも多い数字。
このことからわかるのは、いかに小学生での勉強がポイントになるか?を多くの家庭が重視しているということ。
その結果として早い家庭では小学1年生から取り組ませる、というわけです。
またどんな学校外学習に取り組んでいるか?について、少し余談になりますが見てみます。
学習塾に続いて通信添削が多くなっているのがわかりますね。
通信添削というのは、いわゆる”通信教育”のこと。
それも小学生低学年になるほど、通信教育の利用率が高くなっています。
ここまでをまとめてみると、小学生の7~8割が何かの学校外学習にとり組んでいる。
その中でも低学年になるほど通信教育を利用している。
こんなことが見えてくるのではないでしょうか。
小学生タブレット通信教育はいつからスタートするのが最適か?
イチガイにはいえませんが、ここまでのデータから考えると小学4年生までにスタートする。
これが妥当なところでは?という気がします。
つまり小学5年生の難易度が山場にくるまでに、しっかりと基礎を気付いてしまおうという現れではないかと捉えることができますね。
さらにデータから読み取れるのは、低学年では通信教育、高学年では学習塾。
このように取り組む勉強方法が遷移していることがわかります。
もしかすると小学生タブレット通信教育というのは、そのような特性があるのかもしれません。
私が考える小学生タブレット通信教育の特性とは、つぎの3つのように思います。
- 年齢的に学習塾へ通わせるのが難しい。
- 学習塾に通うほどではないけど、なにか学校外学習に取り組ませておきたい。
- 費用が安い傾向にあるので使いやすい。
あくまでも私の推測ですが、このような理由によって低学年で利用率が高いのかな?と思います。
結論としては、小学生タブレット通信教育に取り組むのに最適なのは「小学3年生まで」ということ。
あくまでもデータから見た視点ですが、なにかの参考になるかもしれません。
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