小学生の「つまづき」が解消できない、と悩む家庭は多いものです。
しかし”理由があってつまづきを解消できない”というのが根本的な問題です。
- なんで小学生のつまづきは勉強してるのに解消できないの‥?
- 小学生のつまづきを解消できる勉強方法って?
塾講師をした経験から、そんな疑問についてお話ししていこうと思います。
なんで小学生のつまづきは勉強してるのに解消できない?
ここでは「つまづきが解消できない3つのポイント」についてお話しします。
いずれかの勉強方法を取っているのであればつまづきを解消しづらいので、ぜひチェックしてみてください。
問題集ばかりを与えている
これはよくありがちなポイントとして「問題集」ばかりを勉強方法としていることによるものです。
問題集というのを一度よくお考えになってみて欲しいのですが、問題集は基礎力を定着させるものであって”基礎の理解”にはつながりづらいものです。
したがっていくら問題集ばかりを与えたところで、なかなかつまづき解消にはなりません。
つまづきを解消するということは「基礎を理解する」ということ。
まずは基礎の理解をさせるほうが先で、それから定着を図るために問題集を与えるという順番が正解です。
問題集をよく見てみるとわかりますが、答えは掛かれていてもそこに至るまでの”経緯”については触れられていないものがほとんどです。
つまり問題の解き方が見えてこないため、いくら答えが分かったところで理屈の理解にはつながりません。
したがって問題集を使って家庭学習をさせようと思えば、答えだけではなく”経緯”までしっかりと表記されているものを選んだ方がおすすめです。
根本的につまづき解消につながる勉強方法ではない
学力がなかなか向上しないというのは、基礎の理解ができていないまま先に進んでしまうためです。
つまり問題を解く力がないのにさらに勉強が進んで積み上がっていくことで、つまづきがどんどん大きくなってしまい手に負えない状態になってしまうというわけです。
テストの点数がとれていない部分がつまづきだと考えてください。
したがって早くつまづきを解消しておくことが大事です。
を解消しておくことが大事です。
しかしつまづき解消につながらない勉強方法をとっていれば、いつまで経っても先に進むことはありません。
これはどんな勉強方法でも同じことがいえるのですが、先ほどもお話ししたように”基礎の理解”につながらない勉強方法ではつまづき解消はできません。
「いや、うちは通信教育でやるべきことが毎月教材で送られてくるから‥」
そんな家庭もあると思いますが、基礎の理解ができない通信教育でも同じことです。
とくに紙教材は基礎の理解につながりにくく、その月にやるべき勉強内容はわかるけど過去の克服はできないものです。
このことからいえるのは、なかなか紙教材ではつまづき解消にはつながりづらいという事。
もし通信教育をなさるのであれば、間違いなく「映像授業」が搭載された”ネット教材”を選んだ方がおすすめです。
映像授業は参考書などよりも、はるかに基礎を理解できてつまづき解消につながる勉強方法になるはずです。
理屈がわかりづらい
つまづき解消をするために必要なのは”基礎の理解”とお話ししてきましたが、どうやって基礎を理解させるか?が大事です。
いくら参考書を渡して見ても学力が向上しない、というのであれば理屈のわかりづらい方法かもしれません。
小学生が理屈を理解するために必要なのは、学校の授業がもっとも効果的です。
いくら参考書を見せても理解できないのであれば、より理解につながる”授業”を与える方がはるかに効率よい理解につながります。
このように考えてみてください。
- 参考書➝自分で読む➝理解する➝解き方を考える
- 授業➝要点がまとまっている➝理解に集中できる
同じ基礎を理解させる方法でも、これほど大きな違いがあることがわかります。
もちろん子供の性格などでも相性の良い勉強方法は違ってきますが、物事の理屈からすれば間違いなく「授業」のほうが理解につながる方法です。
したがって先ほどお話しした”映像授業”の搭載されたネット教材を選ぶことによって、やはり子供はより理解につながる勉強方法になるというわけです。
小学生の「つまづき」が解消できない3つの間違った勉強方法まとめ
結論をいえば、小学生がもっともつまづき解消に役立つのは「ネット教材」です。
しかも闇雲に選ぶのではなく、ぜひ「映像授業」が搭載された教材を選んでみてください。
授業を見る、というのはやはりよく理解ができるものです。
また学習塾などでもマネできない部分ですので、ネット教材特有の勉強方法になります。
ヘタに塾へ通わせるくらいであれば、同レベル以上の勉強ができますのでベストな家庭学習になるはずです。
つまづきが重なっていく前に、今回のお話しをぜひ実践なさってみてください。
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